こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

各農協ごとに

2015年04月13日 17時04分31秒 | Weblog
今しがたホクレンより、Facebookでの発信をしていくにあたって、JA毎が良いのか、共和国みたいな組織が良いのかという質問が来たので、自分としては、各JAごとにFacebookを作ってほしいというようにお願いしておいた。

理由は「でっかい道」という事。

隣どおしと言っても、土地から環境から異なってしまう程の距離がある。
だから当然、田植え時期から異なってしまうのが当たり前。
ならば、各JAごとに発信してもらった方が、受け取る側としては、より地域性が見えるからである。
さらに、普及員も生産者も書き込んでもらえれば、願ったり叶ったりなのだが。

しかし心配なのが、Facebookを立ち上げても、何処程度の頻度で書いてくれるのかという事。
「田植えしました」の次が「稲刈りしました」では、意味が無い。
1か月に1回程度の発信でも、情報社会の消費地では使い物にならない。

スーパーでは売り上げが伸びていたとしても、ブランド化を仕掛けている米屋の売り上げが落ちているようでは、プロジェクトとしては失敗である。
プロジェクトを成功させるためには、自分たちのトーンを下げないようにする事が一番。
なのに、全てはスーパーに対して風は吹いている感じがする。

産地には、多分判らないだろう。
店舗は減り続けているし、将来も見えていない米屋ではあるが、自分たちはスーパーには出来ない力を持っている。
その自分たちを排除して、消費地での成功など、まだまだ出来るはずは無いのだ。
(生産量が完売できればOKなら、今のままでも良いけど・・・)

なのだが、甘ったれた事を言い、言い訳をし、先延ばしをして、さらには自惚れ始めている今の北海道、ホクレン・JAには、それが見えなくなっているらしい。
もしも見えているというのなら、今回、ここまで自分を怒らすことは無いはずである。

北海道は、10年前を思い出すべきだろう。
「ゆめぴりか」が誕生したとしても、市場を味方に出来なければ、意味が無い。

土台を作りそこなった北海道米は、想像以上にもろい。
今あるポジションは、足場も無い砂の上。
つまり北海道米は、まだ「厄介道米」の範囲内にいるのだ。

ブランド米に上る事が苦痛だと言うのなら言って欲しい。
10年前の「厄介道米」に戻りたいというのなら言って欲しい。

直ぐに戻してあげるけど。。。。
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TPA動向を注視 TPPで全中方針

2015年04月13日 15時53分25秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPA動向を注視 TPPで全中方針 (2015/4/13)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA全中は環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる対応方針を決めた。
最大の焦点とみる米国の大統領貿易促進権限(TPA)法案の動向を徹底分析し、5月下旬に想定される閣僚会合に向け、代表者集会など的確な運動を起こせるよう備える。
日米首脳会談の前には、各県域・ブロック別に国会議員に要請する他、全国段階で農相ら関係閣僚、自民党への働き掛けなども検討する。

米議会が政府に交渉権限を一任するTPA法案が可決されれば、TPP交渉は収束に向け一気に加速するとの見方が強い。
全中は法案提出後の議会審議が順調に進むのか、実効性ある法案内容になるのかを注視しており、情報収集や動向分析を徹底し「適時的確な運動が実施できるよう検討を進める」方針だ。

28日の日米首脳会談に向けた各県域・ブロック別での地元国会議員への要請では、重要品目の聖域確保を求める国会決議の実現を訴える。
米国で交渉文書の開示などの取り組みが行われていることを念頭に、一層の情報開示も求めていく。

首脳会談以降、統一地方選後の新たな地方議会に対し意見書の採択を働き掛ける。
5月下旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせた開催が想定されるTPP閣僚会合への対応も検討する。
というもの。

選挙では、TPP・TPA・原発についての発言は無い。
自分の首を絞める事になるからだろう。
しかし、それも圧倒的勝利という形が生まれたとしたら、気にしなくても良い事になってしまう。

手足をもぎ取られた全中に、抵抗する力は残っているのだろうか。
全農は、どう打って出てくるのか。
さらに、地域JAは・・・

勝つか負けるか。
そんなに時間はかからないだろう。
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米価下落に危機感 飼料米 増産を徹底 JAと連携 6月まで転換訴え 全中方針

2015年04月13日 15時42分46秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「米価下落に危機感 飼料米 増産を徹底 JAと連携 6月まで転換訴え 全中方針 (2015/4/12)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA全中は、2015年産米の出来秋に向けた取り組み方針を決めた。
15年産で主食用の需給改善が進まなければ「14年産以上に米価が下落する懸念がある」として飼料用米の増産を徹底する。
営農計画書などの提出期限となる6月末まで、主食用からの転換を働き掛け、飼料用米の生産目標60万トンを目指す。
飼料用米生産者向けの資金繰り対策も検討する。

・つなぎ資金対策検討

JAグループは、米価浮揚へ需給改善を最大の課題に位置付ける。
このため、15年産で飼料用米を14年産比3倍強の60万トンに増やす目標を掲げ、主食用米の生産を絞り込む。
仮に飼料用米の増産が進まず、米価がより下落すれば、担い手を中心に経営が圧迫され、「水田農業が維持できなくなる取り返しのつかない事態を招く恐れがある」と危機感を示す。

全中や全農の職員らが単位JAと連携してJA青年部組織などを回り、飼料用米への切り替えを呼び掛ける。

飼料用米に農家が安心して取り組めるよう、資金繰り対策も検討する。
飼料用米の収入の大部分を占める国の交付金が農家に支払われるまでの間のつなぎ資金をJAが融資し、その際に農林中央金庫が利子助成をする流れだ。

農家の生産資材代金の精算時期を遅らせる対策もJAグループとして検討中だ。

概算金をめぐっては、飼料用米の増産など需給改善を進めたり事前契約を広げたりして米価の安定につなげる。
こうした需給改善の取り組みの状況や、過去3カ年平均などを基本に概算金を設定することを提起した農水省の「米の安定取引研究会」の議論を勘案し、設定する方針だ。

8月に試験上場の期限を迎える米の先物取引については、6月をめどにJAグループの考え方を再整理する。
生産調整の見直しとの整合性が取れるのか、米の価格形成の指標になり得るのかなどを論点に検証する。
というもの。

記事の中にあった「14年産以上に米価が下落する懸念がある」という内容が、真実味を帯びてきた。
消費地ではお米の復活が出来ていないどころか、さらに状況は悪くなっている。
一時期は上がり始めていた店頭価格も、再び崩れ始めている。
原因は、一般家庭に、食べきれないほどのお米が届いているという現実。

当たり前の事として、お米がある限り、買うことは無い。
買わないという事は、流通が動かない。
流通が動かないのであれば、産地価格は下がるしかない。

こんな状態で、補助だ、融資だと言っても、意味が無い。
根本的に考え方を変える必要がある。
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地方から若者が消える 秋田県男鹿半島「なまはげ」存続 “黄信号”

2015年04月13日 15時24分34秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「地方から若者が消える 秋田県男鹿半島「なまはげ」存続 “黄信号”(2015/4/13)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
田県男鹿半島を中心に、農山漁村の民俗行事として伝わる「なまはげ」の後継者不足が深刻だ。
高齢化や人口減少で行事の担い手が減少。
かつて男鹿市では147の全町内会で執り行っていたが、今は81に減った。
市は交付金を出すなどして復活を後押しするが大幅増に結び付いていない。
地方に若者が減った余波は、農業生産だけでなく、伝統文化の存続をも危うくしている。

「雇用が少なく、農家も後継者はいない。こんな状況で今後も続けられるのだろうか」。
なまはげ発祥の地の一つとされる同市真山地区で50年以上、なまはげに携わってきた菅原昇さん(71)は心配する。

人口減少率が日本一の秋田県でも、同市は特に深刻な状態にある。
14年度の人口は、前年度より2.34%減った。
県内の市では最も減少率が高く、65歳以上の割合も39%とトップクラスだ。

菅原さんによると、独身男性がなまはげ役をやるのは、古くから伝わる約束事。
しかし、人口減で守り切れなくなった。
昨年は既婚者を含め18~40歳の10人で、なまはげ行事を維持したという。

高齢化で、なまはげを迎え入れる家も減ってきた。
昨年、同地区で迎え入れたのは13戸。
全59戸の2割程度だ。
なまはげが来る時は、もてなしの料理を作る必要があり、部屋の片付けもしなければならない。
体力の問題から「とても対応しきれない」と断るケースも多い。

なまはげ文化の存続に危機感を抱いた市は12年度から、なまはげをやった町内会に交付金を出し始めた。
交付額は世帯数などに応じて決め、これまで6町内会で復活した。
しかし、多くの町内会は今も中断したままだ。

市は「少しずつ復活はしているが人口流出で若者が減り、担い手がいないという根本的な問題がある。地道に伝承を促していくしかない」(観光商工課)と打ち明ける。 (塩恵)

・農村が疲弊 

なまはげ文化に詳しい秋田県民俗学会の鎌田幸男会長(ノースアジア大学教授)の話

農村の人口減少は食料生産だけでなく、伝統芸能の継承にも影響を与える。
農作業や日々の暮らしにおいて、集落内の結び付きが希薄になったこともなまはげの衰退を引き起こしている。
伝統文化を維持し、育んでいくには集落で将来展望を話し合う必要がある。
というもの。

自分がお米を通して、地域を活性化しようとしている理由の1つに、こういう事態も含まれている。

地域の活性化には、生活できる収入と、やりがいがある仕事と、地域ならではの人と人のつながり。
どんなに高い理想を持っていても、1人では限界がある。
特に地域の事となると、1人では絶対に不可能。

伝統・文化は受け継がれるもの、引き継ぐもの。
それが出来なくなった時から、産地の将来は無くなったと思うべきだろう。
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借り放題

2015年04月13日 11時32分21秒 | Weblog
地元にCDレンタル店が無くなってしまったことから、宅配月額レンタルの「借り放題」でCDを借りている。

届いたら直ぐにパソコンにコピーして、その日のうちに返却している事から、まだ1か月もたっていないのだが、既に20枚を借りている。
という事は、スムーズにいけば、1か月で30枚近くは借りられそうである。

なので、聞きたい曲で借りるというよりも、歌手ごとで借りるという方法を取っている。

始めは「松田樹利亜」。
そして「西野カナ」となり、今は「中島みゆき」。
借りているジャンルはバラバラ。

なぜって、探している曲があるから。
昨日の中島みゆきの「鷹の歌」を見つけたように、偶然に聞いた曲を探しているのである。

そんな状態であるから、的確な探す方法等は持っていない。
ひたすら借りて、聞いてみるしかない。

気の長い作業ではあるが、見つけた時には、嬉しさ倍増である。
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産地は大丈夫なのかな

2015年04月13日 11時08分34秒 | Weblog
産地に行ったり、打ち合わせをしたり、計画を立てたり。
日本中を飛び回り、産地からの情報発信の大切さを、シッカリと説明したはず。

なのに、それでも産地からの発信が無いのは、なぜだろう。

売れなくても良いのだろうか。
売り場を失っても問題ないのだろうか。

もはや、売る事を諦めてしまったのだろうか。
さらに、産地の将来も諦めたのだろうか。

新年度に変わったし、田植えの作業にも入っている事から、色々と忙しいという事は理解している。
しかし、だからと言って、情報発信をしなくても良いという理由にはならないのだが。

出来ない。
判らないではない。
もたもたしている時間は、もう産地には残っていないはず。

もうじき、パンドラの箱の蓋が空き始めるのだから・・・
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目が痛い

2015年04月13日 09時46分36秒 | Weblog
あ゛~、目が痛い。
ただ痛いというより、眼球全体が痛い。。
あまりにも痛くて、一度取り出して、丸洗いしてみたいほど。

しみない目薬でさえも、キーンとしみるだけでなく、しばらくビリビリとする始末。

参るな、もうぅぅぅぅ~。
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データ追加終了

2015年04月13日 02時04分07秒 | Weblog
土曜日の夜から今まで、ずっとデータ修正と追加をしていた。

追加したデータとしては1200程度なので、本来ならそんなに時間がかかるものではない。
なのに時間がかかってしまったのは、実は追加とともに、データの配列替えなどをしていたためだ。

A型の自分が作るデータなので、今までのデータの配列は綺麗に整っていた。
そのデータを、わざわざ崩してまで配置換えをしたのは、全てこれからの作業のため。

今作っているデータは、この1年で膨大に膨らみ続けるため、見栄えではなく、チェックのしやすさを最優先したかったからである。

しかし、ずっと目を酷使していたから、疲れ切ってしまっていて、もうピントも合わない。
直ぐに寝て、身体休めなくちゃ。

今週一杯は、打ち合せなどが続くんだった。

ところで今回の、長丁場の作業を助けてくれたのが、このリストレスト。
自分はキータッチが強いから、手首や指が痛くなってしまい、長丁場の作業は不利だったのだが、この大きなリストレストの上を、手がするっと滑って行ってくれるので、負担もかからず痛めることが無かったからだ。
出費が続いているから、買うのには戸惑いがあったのだが、やっぱり買って正解だった。



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