こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

神となるか悪魔となるか

2015年04月16日 18時31分49秒 | Weblog
今日の午後、誰もが想像していない某商品開発の人と打ち合わせをしていた。

自分のポジションからすると、打ち合わせをする事自体に問題があるのかもしれない。
自分の持っているノウハウを教えてしまう事で、とんでもない方向へ進んでしまうかもしれない。
であるが、あえてノウハウを教えてみようと思ったのだ。

正しい方向へ導くことが出来れば、お米の世界は変わって行けるかもしれない。
しかし、失敗してしまったら・・・・

自分の行為は、神となるのか、悪魔になるのか。
全責任は自分が背負うしかないのだろうな。
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JA全農あきたの訪問

2015年04月16日 11時45分14秒 | Weblog
10時過ぎから、JA全農あきたの米穀課と、今年秋にデビューする新品種についての打ち合わせをしていた。

デビューする品種は2つ。
JAかづので栽培する「秋のきらめき」と、JA秋田しんせいで栽培する「つぶぞろい」
日本中で知られている「あきたこまち」を超えるお米として期待されている。

生産量としてはデビュー年であるし、どういうポジションのお米に作り上げるか、その為のブランド化計画は、どのように組み立てるのか。
さらに、販売ルートをどうするのかなどの問題もあり、抑え込んでいる。

現在の計画については、まだ公表する段階ではない。
であるが、売り場を限定しての販売や、すでに実験販売の中では、女性受けしているというデータなどを参考にしていく予定である。

秋には、東北米処らしい、秋田県らしい。
でも「あきたこまち」とは異なる、新しい秋田米。
そういう展開が出来ればよいのだが。
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否定するなら

2015年04月16日 09時35分25秒 | Weblog
あれは違う。
これは間違い。

こんなのオカシイ。
全てが変だ。

あれは危ない。
これは身体に毒。

あー。
判った、解った。

だったら、正しさを証明してくれ。
否定しているだけでは判らない。

否定や文句だけを言うのであれば、ただのクレーマーだ。

どこが間違いなのか、具体的に説明してくれ。
納得できる回答をくれ。

それをせずに、否定ばっかりを言うんじゃねぇ。
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佐賀米販売計画を修正

2015年04月16日 00時14分03秒 | Weblog
今日は、15時過ぎから21時過ぎまで、JAさがと打合せなどをしていた。

内容としては、佐賀県の存在を日本中に教えて、ずっと引っ張ってきた「逢地ひのひかり・さがびより・夢しずく」。
昨年誕生させて、既に全国で完売している「伊万里深山米夢しずく」。
10年かけた努力が実になった、連続特Aの「天川コシヒカリ」。
栽培を諦めるところにまで追い込まれた、城田西の「プレミア天使の詩」。
この佐賀県の宝物の、秋に向けての方向性の確認と、修正の必要性など。
さらに、来年に向けての対応など。

いつもと変わらない内容のように伝わるかもしれない。
他の県からすれば、佐賀県は有利に見えているかもしれない。
しかし今回だけは、どうしても一度、仕切りなおさなければならないという現実がある。

問題の規模としては、先延ばしは出来ない。
先延ばしをしてしまうと、産地が受けるダメージが、日に日に大きくなってしまうと判っているから・・・
ダメージを最小にするためには、1日でも早い問題解決が必要。
1日でも早い確認と対処が必要。

今までも、細かく対応は出来ているJA佐賀なので、今回も解決は早いと思う。
しかし、油断は禁物の年なのだ。
なぜなら、タイトルにある「佐賀米販売計画」の原点を知っている職員が、確実に減っていっているからだ。

ブランド化というのは、日々消費地に合わせて変更され続けている。
それでも、原点というものは変わらないし、変えてはいけないものなのである。
しかしそれが、世代交代とともに、原点までもが変化していってしまう事がある。

そして原点が変化したブランド化は、ほぼ失敗に終わってしまうのだ。
自分は、その苦汁を、何度も味わっている。

関東では全くの無名だった佐賀米を引っ張り出した時、業界からは否定の嵐だった。
ド素人と言われ、さらには変人・バカ者扱いだった。
その否定の中で、JA佐賀・地域JA・生産者と、何百という打合せを重ねて作り上げた、九州最大のブランド米。
西日本のお米のポテンシャルの高さを、関東に教えたブランド米。
それを、世代交代ぐらいで、失ってしまう事などできない。

佐賀米とは。
関東に攻め込んだ理由とは。
佐賀の戦略とは。
佐賀の歩みとは。
佐賀の失敗とは。
そして佐賀の進むべき方向は。

JA佐賀としても、佐賀米販売計画を作った自分としても、すべてを引き継いでもらうために、全力投球をしなければならない。
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