日本農業新聞e農ネットに「統一地方選挙 41道府県議選 無投票 過去最高22%(2015/4/5)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
12日投開票の統一地方選の41道府県議選で、無投票の割合が21.9%に達し、過去最高の水準となった。
無投票地区は農山漁村に目立ち、専門家は「選挙に出ようと思う若い人が地方で減っている」と指摘する。
有権者からも懸念の声が上がる。
・「政治への関心薄まる」
総務省によると、3日告示の41道府県議選で無投票率の割合が高いのは、香川県、山形県、宮崎県など。
香川県議選は定数41人のうち、6割以上が無投票で当選を決めた。
5回連続無投票となった山形県の西村山郡選挙区。
管内の朝日町で果樹2.5ヘクタールを手掛ける鈴木光一さん(57)は「無投票で当選が決まると、立候補者の農業への考えを知る機会が奪われる。地方創生が焦点の重要な選挙なのに」と憤る。
県庁所在地で異例の無投票となった高松市の男木島に住む福井大和さん(37)は「選択肢が無いと、政治がより生活から遠い存在になってしまう」と訴える。
立候補者も複雑だ。
宮崎県で4期目の当選を無投票で決めた西都市・西米良村選出の押川修一郎さん(59)は「無投票は現職に任せてもらって大丈夫だから、他の候補を立てないという評価だと理解したい。ただ、無投票なので批判がどれだけあるのかも分からない」と胸の内を明かす。
宮崎県では14選挙区のうち、10選挙区が無投票となる。
押川さんによると、4、5期目のベテラン県議が多く「新人がなかなか出にくい状況」という。
無投票が増えている背景について、東京都内の選挙コンサルティング会社は「人口減少の影響だ。定数1、2と少ない地区を中心に、強い現職に対抗できるほどの人材がいない。その支援者も減っている」と指摘。
無投票となった地区は過疎・高齢化の地域に多いという。
愛媛大学農学部で地方自治などを研究する笠松浩樹助教は「立候補したいという若者が地方でどんどん減っている」と説明。
その上で「無投票の良し悪しは一概に言えない。自分たちの手で地域づくりを進める自治が全国に広がる一方で、選挙や議会政治への関心が薄まっているのではないか」と分析する。
というもの。
自分の中では「誰に投票しても、自分の思いは伝わらない」という1つの答えが、前々回の選挙から決定的となってしまった。
選挙演説では綺麗ごと。
当選してしまえば、自分の都合。
関心を持ってほしいとか、協力してほしいという方が無理な事である。
そうなってしまうと、驚くほどに関心は無くなる。
内容は以下の通り
12日投開票の統一地方選の41道府県議選で、無投票の割合が21.9%に達し、過去最高の水準となった。
無投票地区は農山漁村に目立ち、専門家は「選挙に出ようと思う若い人が地方で減っている」と指摘する。
有権者からも懸念の声が上がる。
・「政治への関心薄まる」
総務省によると、3日告示の41道府県議選で無投票率の割合が高いのは、香川県、山形県、宮崎県など。
香川県議選は定数41人のうち、6割以上が無投票で当選を決めた。
5回連続無投票となった山形県の西村山郡選挙区。
管内の朝日町で果樹2.5ヘクタールを手掛ける鈴木光一さん(57)は「無投票で当選が決まると、立候補者の農業への考えを知る機会が奪われる。地方創生が焦点の重要な選挙なのに」と憤る。
県庁所在地で異例の無投票となった高松市の男木島に住む福井大和さん(37)は「選択肢が無いと、政治がより生活から遠い存在になってしまう」と訴える。
立候補者も複雑だ。
宮崎県で4期目の当選を無投票で決めた西都市・西米良村選出の押川修一郎さん(59)は「無投票は現職に任せてもらって大丈夫だから、他の候補を立てないという評価だと理解したい。ただ、無投票なので批判がどれだけあるのかも分からない」と胸の内を明かす。
宮崎県では14選挙区のうち、10選挙区が無投票となる。
押川さんによると、4、5期目のベテラン県議が多く「新人がなかなか出にくい状況」という。
無投票が増えている背景について、東京都内の選挙コンサルティング会社は「人口減少の影響だ。定数1、2と少ない地区を中心に、強い現職に対抗できるほどの人材がいない。その支援者も減っている」と指摘。
無投票となった地区は過疎・高齢化の地域に多いという。
愛媛大学農学部で地方自治などを研究する笠松浩樹助教は「立候補したいという若者が地方でどんどん減っている」と説明。
その上で「無投票の良し悪しは一概に言えない。自分たちの手で地域づくりを進める自治が全国に広がる一方で、選挙や議会政治への関心が薄まっているのではないか」と分析する。
というもの。
自分の中では「誰に投票しても、自分の思いは伝わらない」という1つの答えが、前々回の選挙から決定的となってしまった。
選挙演説では綺麗ごと。
当選してしまえば、自分の都合。
関心を持ってほしいとか、協力してほしいという方が無理な事である。
そうなってしまうと、驚くほどに関心は無くなる。