■『Chanson"Jyo“Du Groupe』チラシ
■『Chanson"Jyo“Du Groupe』プログラム・チケット
■電力ホール
■『1000万人ありがとう!!電力ホールの歴史』パネル
1 0月2日、電力ホールで開催された、『Chanson"Jyo“Du Groupe~第23回鈴木公也門下生による東日本震災復興支援発表会~』へ、友人から昨年に引き続き整理券をいただいたことから行ってきました。
スペシャルゲストとして、「愛しちゃったのよ」で大ヒットをした田代美代子が出演しました。友情出演は、「抱きしめて」とうシャソンを歌い、宮城や東京で活躍をしている公 眞由美でした。
Chanson"Jyo“Du Groupeの何が良いかというとスペシャルゲストが有名人である他に「鈴木公也とノーヴル・マインド」というバンドが豪華なメンバーで、シャンソンの歌を聴くと同時にバンドの奏でる音楽を聴く楽しみもありました。
ピアノは主宰の鈴木公也で、バス、ドラム、ギター、サックス・フルート、アコーデオンと6人の奏でるシャンソンの曲は非常に魅力的でした。アコーデオンの演奏家に至っては86歳と高齢な方にも関わらず見事な演奏を披露され、お客様の心をしっかりとキャッチし、鈴木公也氏から紹介されると会場から大きな拍手が沸き起こっていました。
出演者は総勢27名でシャンソンを披露してくれました。中でも92歳を迎えた女性の方の歌声には感嘆の声とともに大きな声援が送られていました。ラストに出演された方は、いつの頃か分りませんが左半身に障害を持った方で、杖を右手に持ち舞台の袖からゆっくりと登場しました。「好きこそものの上手なれ」、「シャンソンの歌があったから頑張ってこられた」という様子がひしひしと感じられるステージで感動的で素晴らしいシャンソンを聴かせてくれました。
田代美代子の歌は、随所に平和と反戦を感じさせられる歌が披露されました。
「美しい地球(ほし)」、「今。何処にいますか」、「歌がつむぐ地図」、「みどりの福島」、「歌おう!愛の歓びを」、「愛の賛歌」などを歌っていました。
田代美代子の経歴は、病気のため一時休養、療養中、野菜の大切さを知り、食育ソムリエの資格を取得したり、早稲田大学院生として教育学を学んだり、歌の他に生涯教育、食育等の公演も積極的に取り組んでいるという多才ぶりでした。
今回、歌った曲で印象的だったのが復興応援曲「みどりのふくしま」でした。難しい曲ではなく、誰でも口ずさむことのできる曲と紹介されていましたが、味のある歌なのではと思いました。
是非、私のレパートリーの一つに入れたい曲と思いながら聴いてきました。
秋の夜長にシャンソンの歌は良いものと思いながら聞いてきました。
ステージが終わったのが午後9時前でした。
外に出ると冷たい秋の風が吹き、まん丸いお月さまが輝き、シャンソンの歌を味わった後の夜はまた良い雰囲気と思いながら家路につきました。
電力ホールは、来場者1000万にを超え、先日、そのセレモニーが行われたそうですが、ホールには、「1000万にありがとう!電力ホールの歴史」のパネルが展示していました。