青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

蔵王の茶屋でオカリナを聞いて

2015-10-07 07:34:55 | 音楽

■「えんがわ茶屋」のリーフレット

 

■「えんがわ茶屋」

 

 

■女将さんの手作り人形・愛犬「ハク」の銅像

 

■きのこうーめん、草餅・梅スイーツ

■きのこうーめん、草餅

 

 10月5日、仙台から1時間のところにある蔵王町まで行ってきました.

 オカリナ縄文の会ともう一つのサークル総勢15名が、蔵王の「えんがわ茶屋」で合同練習をするということを聞き、急遽、駆け付けました。オカリナ縄文の会のチーフを知っていたことから、是非、私も同行させて欲しいとお願いをしたところ快く承諾をしていただきました。

 正直なところ、私自身、この2月からJR大人の休日倶楽部趣味の会でオカリナ教室を受講していることもあり、どんな形でも良いので機会があればオカリナの演奏を聴き勉強したいと思っていました。

 オカリナ教室に通い始めたきっかけは、オカリナ縄文会のチーフの演奏を聴いたことからでした。

 最初に聞いた場所は、ボランティアサークルの方たちと食事をした山間の古民家でした。新緑の大自然の中で奏でるオカリナ演奏に魅了されたことを思い出してやり始めたました。オカリナの音色は澄み切って心地良く、持ち運びにも便利でやりがいのある楽器と思いました。

 合同練習場所の「えんがわ茶屋」は、近くに蔵王の別荘地が広がる静かなところで、木のぬくもりが感じられるロッジ風の平屋建てでオカリナ演奏にはもってこいの雰囲気があるところでした。

 ご主人のおっしゃるには、遠刈田温泉で35年間、民宿やまびこ荘を営んでいたそうですが、高齢になったことから民宿を止めて、夫婦の人生の楽しみとして、皆が憩える安らぎの店としてオープンしたということでした。

 「えんがわ茶屋」と名付けた理由は、えんがわを解放し、気軽にえんがわから出入りできるようにしたことによると言っていました。

 玄関前には、亡くなったという愛犬「ハク」の立派な銅像が出迎えてくれました。

 女将さんの話では、民宿やまびこ荘を営業していたころ、愛犬「ハク」がテレビに出演、絵はがきや教科書の教材、更に教育映画に出ては活躍していたそうで、愛犬「ハク」のギャラを沢山いただいたこともあり、民宿に貢献した愛犬「ハク」に感謝し銅像を建てたと言っていました。

 オカリナ合同練習は、皆さん、普段、練習している場所とは違い、茶屋から見る庭の風景と蔵王高原の空気が澄んで、オカリナの音色にはぴったいりの雰囲気で、練習には、申し分のないところと思いました。

 お昼時間帯でしたが、お店の中は静かで、5名のお客様が来店していました。

 流石、オカリナ縄文会のチーフと思ったのは、お客様へオカリナの演奏をしても良いかと確認をしていました。何せ、今回は、発表会ではなく練習会ということもあり気を使っていました。勿論、お客様は承諾をされ、むしろ、楽しんで聴いていたようでした。

 お客様がお帰りになった後は、私が一人だったことから私のために演奏しているようで、一人だけの万雷の拍手と素晴らしい演奏に思わず、「ブラボー」と叫びました。演奏家の人たちからは失笑をかいました。

 お昼は、「えんがわ茶屋」の女将さんのお勧めのきのこうーめん、草餅2個、梅スイーツ付きでした。

 オカリナ縄文会のチーフの話では、最初、お昼のメニューをきのこうーめんにしたそうですが、それだけでは物足りないと思い、草餅をつけることに、価格は1000円でお願いしたと言っていました。ところが、お品がきによると、きのこうーめんが800円、草餅2個が550円で合計1350円はするものでした。女将さんは、2個の草餅を少し小さめにして1000円で出してくれるということで、女性の出席者が多くお昼の量としては申し分なく、皆さん、きのこうーめんも草餅も美味しいと食べていました。気が利いた女将さんのおもてなしに感動でした。

 当日は、今季一番の寒さで10度を切っていました。

 蔵王高原も一段と寒さが身に沁みました。

 蔵王山は、紅葉が始まったそうですが、深まりゆく蔵王の里で聴くオカリナの音色に心を癒され、楽しい時間を過ごしてきました。