■生徒の作品・私の作品
10月19日は、平成27年度第5回絵手紙教室でした。
今回は、藁筆、竹筆、茅筆などを作り変った絵や文字を書くことになりました。
今まで、コルクのランチョンマット、ちょうちん、風鈴、木箱などを使い仙画紙に描いた絵手紙とは違った内容で取り組んだことがありました。19日の教室は、ハガキ大の仙画紙から障子紙に、毛筆のペンから藁筆、竹筆、茅筆といつもと違ったものを活用した絵手紙教室になりました。
大きな障子紙にいつもよりも大胆な構図で描きました。
私が描いたのは、今が旬のアケビ、枯葉、ズズメウリ、それに葉っぱの押し花をアレンジした絵手紙でした。
色具合は別にしても筆が違った分、いつもよりも太っ腹な気持ちで線も太く大胆に仕上がり、少しは、秋の匂いがする「秋三昧」の絵手紙が完成したのではと思いました。 ただ残念なことに構図が今一と反省しました。アケビの右隣に桜の枯葉を描きましたが、左上に描いたアケビの葉っぱを桜の葉の所に描くとそれなりに繋がりを持って描けたのではと思いました。後で、アケビの葉っぱが題材としてあるのに気がつきましたが、早く気が付いていたら構図も違っていったのではと思いました。
生徒の力作を貼り、先生から講評をいただきました。
先生からは、個性豊かな絵手紙ができて良かったと言っていました。今までとは違った筆ペンを使い描きましたが、それぞれに使い方を工夫して良く出来上がりましたと言っていました。
確かに皆さんの絵を拝見すると個性豊かで素晴らしい感性を持っている方ばかりで大いに参考になりました。
月1回の絵手紙教室で楽しみにしていますが、今まで定例会で絵を描くのが精一杯でした。生徒が描いた作品をみると、構図もさることながら感心するほど色具合が良い作品に出会っています。
月1回の教室だけではなく、せめて、月1回でも自宅で絵手紙を描く習慣をつけたいと思います。そうすれば、下手な絵手紙でも少しは絵具の使い方も上達するのではと思っています。
次回は、11月9日、申年の年賀状の作成をすることになっています。
早いもので今年も残すところ2か月余になりました。今年の反省を踏まえて心機一転、新しい年を迎えたいものと思っています。