★『熊谷歌謡教室第11回発表会』プログラム・会場
★『熊谷歌謡教室第11回発表会』オープニング・フィナーレ・会主:熊谷則夫先生
★『熊谷歌謡教室第11回発表会』睦美会、咲楽会、綾音会、歌恋会、輝楽楽会
★『熊谷歌謡教室第11回発表会』舞踊・フラダンス・よさこい踊り・ベリーダンス
4月10日、仙台市太白区文化センター楽楽楽ホールで開催された、『熊谷歌謡教室第11回発表会』へ行ってきました。
昨年、この時期に第10回の節目の開催を迎え、今年は、第20回へ向けて新たなスタートを切った発表会で心待ちにしていた一人でした。
開場が午前9時30分、開演が午前10時、開会の言葉、祝辞、オープニング、会主挨拶、歌唱発表、フィナーレと発表会が進行していきました。
熊谷歌謡教室は、睦美会、咲楽会、綾音会、歌恋会、輝楽楽会の5サークル、総勢125名の会員で、今回、発表する歌い手は107名、最高齢が94歳、2コーラス2番まで、それも譜面台やモニターが無く全て歌詞を暗記し、更に、お昼の休憩時間が無く、フィナーレを迎えたのが午後5時過ぎと充実した発表会でした。
歌詞を暗記しての発表は、結構、プレッシャーになるのではと思いましたが、それがかえって歌を自分のものとして歌えることと表情豊かに歌えるメリットがあるのではと思いました。
約7時間にも及ぶ発表会になりましたが、男女各一人ずつの絶妙な司会で進行され、歌や歌い手のコメントも紹介されるなど観客としても飽きることなく、更に賛助出演の舞踊、よさこい踊り、フラダンス、ベリーダンス、更には、歌い手の歌に合わせて踊りやダンスが華を添えるなど変化に富んだ演出になっていました。
熊谷歌謡教室の5サークルにそれぞれテーマソングがあり、プログラムの中には、それぞれのサークルの会員によるテーマソングの発表会がありました。テーマソングを歌った後、「東京のバスガール」、「丘を超えて」、「リンゴの唄」、「東京の花売娘」、「銀座カンカン娘」などの曲を会場の皆さんと一緒に歌い、ステージと会場が一体となった演出をしていました。会場の皆さんは、歌好きなひとばかりで、思い出の曲を大きな声で歌っていました。こんな粋な取り計らいが発表会の随所に伺える進行になっていました。
歌い手が1年間の集大成をご披露するステージは、照明、音響、舞台、監督のスタッフの絶大なバックアップや観客の応援があり盛り上がっていました。
照明は、歌い手の衣装や曲にも合わせて一人一人違った演出がされていて効果抜群、素晴らしいと絶賛の面持ちで聞き入ってきました。
107名の歌い手は、誰一人、同じ曲を歌う人はいなく、本人が数曲エントリーした中から、先生が、本人にあった歌を選曲して決めるというシステムのようで、確かに本人にあった個性豊かな歌が発表されていたと思いました。和服や洋装などドレスアップをした歌い手は、観客の心をつかみながら見事な歌を聴かせてくれました。
会主の熊谷則夫先生の作詞・作曲した「恋に酔うルンバ」と「仙台駅発最終列車」の2曲がご本人の歌で披露され、一段と拍手と歓声が大きく、会場は、盛り上がっていました。
会員からは、先生の優しいお人柄と懇切丁寧な指導が大好きで歌謡教室に通っているということを聴き、いつも発表会が盛大に開催されていることもそこから生まれてきているのではと思いました。
年1回の「熊谷歌謡教室」の発表会ですが、カラオケ好きの私にとっては、1年先が待ち遠しく、是非、会員の皆さんの歌のご披露のステージを楽しみにしていたいと思っています。