青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

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『熊谷歌謡教室第12回発表会』 ~心にしみるコーラス・叙情歌102曲~

2017-04-12 06:30:00 | 報道・ニュース

■「熊谷歌謡教室第12回発表会」プログラム

「熊谷歌謡教室第12回発表会」入場券

■仙台市太白区文化センター楽楽楽ホール

■「熊谷歌謡教室第12回発表会」

 4月9日、仙台市太白区文化センター楽楽楽ホールで開催された、『熊谷歌謡教室第12回発表会』へ行ってきました。

 昨年の4月に開催されてから1年振りの発表会で心待ちにしていました。

 日頃の練習の成果をきらびやかなステージで披露する歌の競演で、出演者の皆さんは美しい歌声を聴かせてくれました。

 開場が午前9時30分、開演が午前10時、開会の言葉、祝辞、オープニング、会主挨拶、歌唱発表、フィナーレと発表会が進行していました。

 熊谷歌謡教室は、睦美会、咲楽会、綾音会、歌恋会、輝楽楽会の5サークル総勢120名の会員で、今回、発表する歌い手は102名で2コーラス2番まで、それも譜面台やモニターが無く全て歌詞を暗記し、更に、お昼の休憩時間が無く、フィナーレを迎えたのが午後5時過ぎと充実した発表会でした。

 司会者のご紹介では、3か月以前から課題曲を決めて、先生の指導のもと、何十回と無く歌詞を書き、歌の練習をし、全て暗記をして臨むスタイルが熊谷歌謡教室発表会ということでした。歌詞を暗記してというのは、結構、プレッシャーになるのではと思いましたが、それがかえって歌を自分のものとして歌えることと表情豊かに歌えるメリットがあるのではと思いながら聴いてきました。

 プロの司会者が男性と女性の二人で進行していましたが、歌のイントロ部分で、歌の持つイメージや歌い手のコメントが紹介され、時には、絶妙なアドリブでお客様を飽きさせること無く素晴らしい進行でした。更に感心したことは、オープニングでの手話による紹介、歌の合間に賛助出演の舞踊、太極拳、よさこい踊り、フラダンス、ベリーダンス、歌い手の歌に合わせて踊りやダンスが華を添えるなど、「聞いて良し、見て良し」の例年と変わらない素晴らしい発表会になっていました。

  熊谷歌謡教室では月2回の教室を開催しているそうですが、それぞれの教室にテーマソングがあり、各教室ごとにテーマソングを聴かせてくれました。テーマソングを歌った後、「かあさんの歌」や「旅愁」、「鐘の鳴る丘」など歌詞カードを準備し、会場の皆さんと一緒に合唱をするなどステージと会場が一体となった演出をしていました。

 歌い手が1年間の集大成をご披露するステージは、照明、音響、舞台、監督のスタッフの絶大なバックアップや観客の応援があり盛り上がっていました。

 照明は、歌い手の衣装や曲にも合わせて一人一人違った演出がされていて効果抜群、素晴らしいと絶賛の面持ちで聴き入ってきました。中でも良かったと思ったのは、曲の重複はなく、全て違う歌を歌っていました。選曲も本人にあった個性豊かな歌が発表されていたと思いました。和服や洋装などドレスアップをした歌い手は、観客の心をつかみながら見事な歌を聴かせてくれました。

 オープニングでは、熊谷先生が作詞作曲をし、今回、初めてという、「仙台・長町望郷歌」がご紹介されました。地元在住の私としては、歌詞を聴いていると情景が浮かんできて嬉しく思いました。これから、この曲が、「熊谷歌謡教室・テーマソング」となるそうで素晴らしい曲を作られたと思いました。

 熊谷歌謡教室は、先生の優しいお人柄と懇切丁寧な指導が大好きで教室に通っているという生徒が多いと聞いていました。多くのお客様と多くの歌い手が参加し、発表会が盛大に開催されていることもそこから生まれてきているのではと思いました。

 カラオケ大好きの私にとっては、ステージで堂々として歌われる皆さんの歌に聴きほれてきました。