【平成30年度太白区中央老壮大学校せいかつ教養コース】
■ご案内
■『歌って 手遊び ご健笑!』
6月8日、仙台市太白区中央市民センターで開催された『平成30年度太白区中央老壮大学校せいかつ教養コース』に出席してきました。
私が入学したせいかつ教養コースは、4月に入学説明会、5月から来年の2月まで講和が6回、実技が1回、館外学習が1回、コンサートが1回、計9回の講座が予定されていました。
【お笑い芸人と間違ってしまった講師】
今回は、第2回講座で、『歌って 手遊び ご健笑!』という面白い表題で、講師を日本笑い学会東北支部会員「マヨネーズ」阿部眞宜氏・阿部洋子氏をお迎えしての講座でした。
お恥ずかしいことですが、日本笑い学会東北支部という団体の名前を知らず、全国組織があることさえも知らずに生活してきました。正直、お笑い芸人なのか、標題を見て何の講演をされるのかと思った程でした。
【人生笑いが一番】
「人間、誰でも笑う。もし笑わなかったとしたら世の中どうなるのでしょうか。笑いのない人生なんて考えられない。」とは言っても、最近の世の中は、何を信じていけば良いのやら、腐敗と言い訳、痛ましい事件、事故が多く、笑っていられないことばかりが続いています。それでも、笑って過ごさなければやっていられない生活が続いているのも確かです。
人間らしい生き方をするための「笑い」についての講座は、私たちの心を癒してくれる貴重な体験でした。
【企画がいっぱいの講座】
講座は、「北国の春」をメロディーに、阿部氏作詞の「こまっちゃうな」の替え歌で始まりました。その後、「もしもしかめよかめさんよ」のメロディーで、「炭坑節」、「黒田武士」、「荒城の月」を歌う頭の体操などもありました。同じメロディーで歌うそれぞれの歌もまた歌詞が違ってくると雰囲気が違ってくるなど脳の活性化にも役立ちました。歌に合わせて「グー・チョキ・パー」と指を使った頭の運動も脳を刺激して素晴らしい内容と思いました。
歌あり、小話あり、受講生への質問あり、体操ありと充実した講座は、終始、笑いに包まれてあっという間に終わりました。
【これからの人生を生きるには】
講師から受講生へ何をして過ごしているかというを質問がありました。
毎日、散歩している人、ボランティアで見回りをしている人、野草園でガイドをしている人、料理を作って楽しんでいる人、友だちと会っておしゃべりをしている人などそれぞれに何らかのかかわりを持って生活している人が多くいました。
講師は、「運動・食事・睡眠・趣味・ボランティア、旅行、料理作り、おしゃべり、挑戦、おしゃれ」の項目を掲示し、そのためには、「①運動をする。 ②知的好奇心をもつ。 ③社会参加をする。 ④栄養をとる。 ⑤睡眠をとる。 ⑥趣味をもつ。」ことを考えながら生活して欲しいとの講演がありました。
毎日が健康で、認知症予防にも役立つ項目と思いながら聞いてきました。
【次回の講座も面白い!?】
次回の講座は、7月13日、『筆武将 伊達政宗』と題して、元仙台市美術館長佐藤憲一氏となっていました。
「筆武将」という伊達政宗の講演は、どんな内容なのか楽しみにしています。