■晩翠画廊開廊25周年記念企画Vol.3『25cm×25cmの世界』DM
■晩翠画廊
■晩翠画廊開廊25周年記念企画Vol.3『25cm×25cmの世界』
11月18日、仙台市青葉区国分町の晩翠画廊で開廊25周年記念企画Vol.3『25cm×25cmの世界』が開催されていたので行ってきました。
晩翠画廊は、11月20日に開廊25周年を迎えることから、25周年を記念して25cm×25cmのサイズの作品展示・販売することを企画し、晩翠画廊にゆかりの深い作家の皆さんに参加していただき、晩翠画廊の25周年をお祝いするという記念企画でした。
今まで晩翠画廊で個展を開催したり出展をしたりしている作家の皆さんの取り組みでした。
価格は、晩翠画廊の開廊25周年を記念して25,000円という値札が目につきましたが、作家次第では、それ以上の価格もあり千差万別でした。
今回、企画展へ行ったきっかけは、友人からの情報でした。
友人は、現在、尚絅学院大学ゆりが丘キャンパスの開講講座「オープンカレッジ講座/デッサン講座~上級編~」を受講していますが、私は、その基礎編を受講していました。
友人から先生が、今回、晩翠画廊へ展示すると言うお話を聞いて、早速、行ってみました。
先生の名前は、相馬亮氏でした。
先生は、「君じゃない」という表題で鉛筆画を出展していました。
尚絅学院大学准教授で、画家として活動され、学生時代の油彩画から、現在の鉛筆を中心として作品を制作され、東京を中心に作品発表をされ、パリやニューヨークでも作品発表をするなど世界でもご活躍をされておられました。
相馬亮先生が出展した作品は、女性をモデルにした作品で手のひらを顔に当て、片方の目を隠した構図で、もう一方の目の輝きや唇も繊細で引き込まれそうな感覚にとらわれました。
鉛筆画とは思われない作品に感動でした。
相馬亮氏の奥様、相馬美希氏の書も展示していました。
相馬美希氏は、ネットで調べてみると書道家で書道師範・高校教諭一種免許状(書道)所持、筆文字での店舗ロゴやイベントポスター、日本酒のラベルなどを手がけ、第62回毎日書道展前衛書部毎日賞、第62回河北書道展河北賞などを受賞し、イベントで書道のライブパフィーマンスを行ったり幅広くご活躍されておられました。
晩翠画廊では、「遊」、「雪月花」の書を出展していました。
書と言っても、前衛的な文字の表現や色彩と書を組み合わせた作品を展示していました。
絵と文字を組み合わせた表現がありますが、書を通して色彩を組み合わせた雰囲気は、余り見る機会がなかったので書道家もこういう超越した芸術を表現するのかと感心しながら鑑賞してきました。
今回の展示会は、作品を個別に撮らなければ大丈夫と言われ、作家の名前を掲載する条件でクリアできました。
絵の鑑賞は、五感を刺激することから楽しみがあって好きです。
これからも見なければ刺激も湧かないことからできるだけ足を運んで絵の鑑賞をしたいと思っています。
それぞれの作家の思いを想像しながら楽しんできました。