普段は、地元の店舗の教室内で行われている作品展ですが
2年に一度有楽町の会場に、首都圏の全ての教室の作品が集められ
そこに一般公募作品も加わって、大々的な作品展が開催されます。
昨日、夕刻の引き取りも兼ねお友達と出かけてきました。
広いホールに所狭しと展示されている、あらゆる分野の作品の数々に
圧倒されながら、ため息をつきつつ回っていたら
心底疲れてしまって、力作を見させて頂くためには
こちらにも体力が必要なのだな~と、改めて感じた次第です。









さて、画像は私の今回の提出作品です。
大好きなバラ柄を、クッキールプゼという技法でプラークに乗せました。
元々、ひび割れの入ったアンティークなプリントでしたので
土台に数色混合の、大きなひび割れ柄を作り
周囲にも、色をつけてわざと汚したブレードを貼って
オーソドックスで落ち着いた雰囲気のアンティーク感を演出。
クッキールプゼとは、プラークとプリントの間に粘土を入れて
型抜きクッキーのような厚みを出した、ルプゼのことです。
中心になる花は大胆に高さの違いを出し、周りの花は少し低くしてみました。
粘土部分の周囲に色を塗って、プリントとのグラデーションを出すことで
陶器のような高級な雰囲気が演出できます。
仕上げはスーパークリヤコートで、サンディングで終了のマット仕上げにしました。










少し高さが分かっていただけるでしょうか?








周りの大作に比べると、小さな作品ですが
私にすれば、自分の大好きなイメージを閉じ込めた大切な分身。
ただの壁掛けではもったいないと思ったので
レトロなフックを付けて、キーラックとして使うことにしました。