遅くなってしまいましたが、昨日のレッズの観戦記を少々。

最近はレディースの試合で訪れることの多かった駒場ですが
久しぶりに駒場で見るレッズのリーグ戦、しかも日の高い時間帯。

バックスタンド2Fからの、西日を浴びながらの観戦は、私の中の駒場の原風景です。

降格ラインを彷徨うアビスパ相手に、スタメンはもちろんのこと
これで、控えメンバー?というくらい、ため息が出るほど豪華なレッズ。
滑り出しは貫禄たっぷりで、闘莉王のゴールは格の違いを見せ付けた感がありましたが
次第に余裕かまし過ぎの、格下を適当に鼻で笑うかのようなサッカーに突入してしまいました。
もっともっとがむしゃらに、泥臭く戦い抜いてもらいたかったと思います。
ワシントンの追加点はありましたが、得点できるシーンはもっと多かったはずだし
失点も含め、今ひとつ物足りないという気持ちでした。
と、ここまでつらつらと優等生的に書いてしまいましたが
本音を言えば、自分自身ずいぶん贅沢になったものだと思います。
勝てば嬉しかったあの頃、勝てなくてもゴールシーンだけで十分嬉しかったあの頃。
それに比べたら、内容はどうであれ、絶対に負けないというのは素晴らしい成長。
あの当時の悔しさが、今の喜びの大いなる香辛料になっているということを決して忘れずに
これからもずっと、大きな丸い心で支えていければと思っています。
