樋口有介さんの ピース
娘が読んだ本を借りて読みました。
あらすじ・・・・
埼玉県北西部の田舎町。
元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で
ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。
被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。
県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。
埼玉県北西部の田舎町とありますが、舞台はなんとこのブログのうまいもの会部門でおなじみ秩父。
皆野、吉田、小鹿野、長瀞・・・と、なじみ深い地名がたくさん登場します。
そういえば、少し前に読んだ倉知淳さんの星降り山荘の殺人も舞台は秩父でした。
秩父は、ミステリーの舞台としてピッタリの場所なんでしょうか?
この小説、グロテスクな連続バラバラ殺人事件とは思えないほど、描写の美しい作品です。
秩父なのに(笑)、ミステリーなのに、どんどん人が殺されていくのに・・・・
文面からは、まるでフランス映画のような雰囲気が漂っています。
事細かい解説文のような表現も多く、おかげでさらっと読み進められなくて
行きつ戻りつ、読むのにいつもより時間を要した作品でした。
登場人物がどの人も個性的で、人物観察と言う意味でも楽しめ
殺人事件と、美しきヒューマンドラマの二本立てのようなそんな感覚。
でも犯人は存在し、被害者たちに意外なつながりが見つかり
内容とはあまりに不釣り合いな、愉快な表紙の意味に驚愕し
重苦しさと、いたたまれなさと、不可思議な気分に包まれるラスト・・・
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埼玉県北西部の田舎町。
元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で
ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。
被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。
県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。
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皆野、吉田、小鹿野、長瀞・・・と、なじみ深い地名がたくさん登場します。
そういえば、少し前に読んだ倉知淳さんの星降り山荘の殺人も舞台は秩父でした。
秩父は、ミステリーの舞台としてピッタリの場所なんでしょうか?
この小説、グロテスクな連続バラバラ殺人事件とは思えないほど、描写の美しい作品です。
秩父なのに(笑)、ミステリーなのに、どんどん人が殺されていくのに・・・・
文面からは、まるでフランス映画のような雰囲気が漂っています。
事細かい解説文のような表現も多く、おかげでさらっと読み進められなくて
行きつ戻りつ、読むのにいつもより時間を要した作品でした。
登場人物がどの人も個性的で、人物観察と言う意味でも楽しめ
殺人事件と、美しきヒューマンドラマの二本立てのようなそんな感覚。
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