nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

小池真理子 懐かしい骨

2013-06-30 13:33:58 | 本・雑誌・ドラマ
小池真理子さんの1992年の作品 懐かしい骨 を読みました。
小池さんの作品は、私が若い頃に夢中になって読んでいた、原田康子さんの作品をちょっとにおわせるような
自分がまるでまだ背伸び途中の少女のようなときめきを覚えてしまう、生活感のない美しい女の人が描かれていて
現実とは別の次元をふわふわと漂わせてくれるような作品が多く、読むのが楽しいです。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
両親が亡くなり、解体した実家の物置の床下から白骨死体が発見された。
娘である早紀子と兄の真吾は、25年前の記憶を辿るうちに、ある事件に思い当たり戦慄を覚える。
この骨は過去の犯罪を告発すべく現われたのか…。
繊細なタッチで描く戦慄の長編サスペンス。

サスペンスですが、犯人探しではなく、最初から答えが出ていると思って読んでいくと
途中から意外な方向に話が進んでいき、ずっとドキドキで読むことが出来ました。
最後まで謎めいていますが、それもストーリー的に魅力だと感じました。

こちらも先日の小杉健治さんの 家族 とともに、新刊文庫として新聞で紹介されていたので一緒にポチろうとしたのですが
この作品の文庫化は2度目だそうで、前回の本の方が110円ほどお安かったので、そちらを取り寄せてみました。
でも今回新しく出た方は改訂版なので、内容の修正や補足等があったのかもしれず、ちょっと気になっています。

さて早いもので今年も半分が終了し、明日から折り返し。
ということで上半期に読んだ小説を数えてみたら、この 懐かしい骨 で41冊でした。
骨折で動けない時期はすごい勢いで読んでいたので、下半期はペースダウンすると思いますが
あと30冊読んで、合計70冊を目指せればと思います。




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