nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

黒川博行 破門

2017-02-14 11:33:24 | 本・雑誌・ドラマ
現在公開中の映画 破門 ふたりのヤクビョーガミ の原作 破門 を読みました。
大好きな疫病神シリーズの映画化とあっては、まずは読んでみてから、劇場で観るか決めようと思い慌てて読んでみました。

 あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。
失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。
禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るがー。
直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

疫病神シリーズ、これまですべての作品を読んできましたが
これは今までの中では一番、インパクトが弱い作品でした。
まずこれまでのシリーズ作品をしっかり読んでいないと、分かりにくい話も多いし(これは私的にクリアでしたが)
繰り返し繰り返し同様の逃げ隠れや喧嘩のシーンが多く、結構ダラダラ感が否めません。
手に汗握るひやひやのスリル感とか、してやったり感にも欠け
これまでの作品にはあったヤクザなのにヒーローみたいな、思わず応援したくなるような感情も芽生えず
終わり方もいまいちどんよりでしたが、次の 喧嘩 を読んだらすっきりするのかしら?
映画は、たぶん観ないで終わりそうです。

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