nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

貫井徳郎 愚行録

2017-02-16 20:21:48 | 本・雑誌・ドラマ
貫井徳郎さんの 愚行録 を読みました。
2月18日公開予定で、映画化された作品です。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ええ、はい。あの事件のことでしょ?
-幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。
隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。
理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。
確かな筆致と構成で描かれた傑作。
『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第三の衝撃。

湊かなえさん式といえばわかりやすいと思いますが、すべてインタビュー形式の一人語りのストーリー。
登場人物は意外に多いのですが、入れ代わり立ち代わり、昔語りがダラダラと執拗に繰り返されます。
この中に犯人はいるのか?あまりにも果てしない物語で、結末が全く予測できません。
全編に漂う気色悪さと、それでも読んでしまう怖いもの見たさ。
最後は、やられた!という感覚で、思わず伏線を探しに戻ってしまいました。
映画の配役が気になります。

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