小池真理子さんの 熱い風 を読みました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
砂漠の熱い風に全身をさらして、そのうち、肉が全部こそげ落とされて、骨になってしまえばいいーかつて彼はそう言った。
愛する男が異国の地で突然亡くなった。
アルコールと薬物の同時摂取が原因だという。
彼は生きることが辛かったのではなかったか?
愛していると囁きあったのは偽りではなかったか?
ひとり残された女は、死んだ男を追い求め、彼が直前まで過ごしたヨーロッパへと旅立つ。
小池さんらしい、魂を焼き殺すほどの切ない恋愛小説。
二人の出会い、恋愛中の二人、彼の過去、愛する人を失った女の葛藤。
日本を経ち、パリ、ベルギー、オランダと、彼の足跡をたどって抜け殻のような女が旅を続けます。
二人に起こったすべての出来事は幻だったのかもしれないと、自信を無くしていく女に
ある偶然から、表に出るはずのなかった真実が浮き彫りになって、最後は涙・・・・
小池作品の中では、かなり後味のよい部類の作品。
もっと若いころだったら、さらにのめり込んで泣きじゃくっていたと思いますが
年々、恋愛小説に対するときめきが薄くなっていく自分が、ちょっと寂しいです。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
砂漠の熱い風に全身をさらして、そのうち、肉が全部こそげ落とされて、骨になってしまえばいいーかつて彼はそう言った。
愛する男が異国の地で突然亡くなった。
アルコールと薬物の同時摂取が原因だという。
彼は生きることが辛かったのではなかったか?
愛していると囁きあったのは偽りではなかったか?
ひとり残された女は、死んだ男を追い求め、彼が直前まで過ごしたヨーロッパへと旅立つ。
小池さんらしい、魂を焼き殺すほどの切ない恋愛小説。
二人の出会い、恋愛中の二人、彼の過去、愛する人を失った女の葛藤。
日本を経ち、パリ、ベルギー、オランダと、彼の足跡をたどって抜け殻のような女が旅を続けます。
二人に起こったすべての出来事は幻だったのかもしれないと、自信を無くしていく女に
ある偶然から、表に出るはずのなかった真実が浮き彫りになって、最後は涙・・・・
小池作品の中では、かなり後味のよい部類の作品。
もっと若いころだったら、さらにのめり込んで泣きじゃくっていたと思いますが
年々、恋愛小説に対するときめきが薄くなっていく自分が、ちょっと寂しいです。
熱い風 [ 小池真理子 ] |