nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

今野敏 隠蔽捜査5.5 自覚

2017-05-11 21:11:14 | 本・雑誌・ドラマ
今野敏さんの、竜崎伸也が主人公の 隠蔽捜査シリーズ が大好き!
今回、最新作 隠蔽捜査5.5 自覚 が文庫になったので読んでみました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。
彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。
関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。
貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だったー。
七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。


漏洩/訓練/人事/自覚/実地/検挙/送検

朴訥で自己表現が不器用で、どこまでも馬鹿真面目な、大森警察署署長の竜崎伸也。
今回は竜崎の周囲に控える人物にスポットを当て、その人物のフィルター通して竜崎を透かして見るという設定の短編集。
難題に立ち向かう登場人物たちが、竜崎に反抗心を抱きつつも、最後には竜崎に助言を求めたり、竜崎ならどうするかを考えるにつれ
最終的に竜崎の偉大さに改めて気づくという、いわゆる水戸黄門的ストーリー。
ある意味母性をくすぐるキャラクターである竜崎伸也、やっぱりかっこいいです。

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