MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

じゅんさい沼

2013-07-19 23:25:58 | 旅行


 函館の中心地から 北へ30キロほどにある 

「 大沼国定公園 」 

駒ヶ岳と その裾野にある「 大沼 」 「 小沼 」が 

素晴らしい景観を 織りなしています 

今回は 賑わう観光地から外れた 「 じゅんさい沼 」を 訪れました 


江戸 幕末 明治時代を通じて この辺りは 函館から道央へ行く 交通の要衝だったそうです  

当時の 大沼地方の中心は此処だったのに 

明治36年に 函館本線が開通してからは すっかり寂れてしまったのですね 

沼は 鬱蒼と茂った樹木に隠れるように ひっそりと静まりかえっていました 

 

 

湖畔の一部に敷かれた木道は 所々 腐っていて 

足を踏み抜きそう  

用心しながら 最後まで歩いていくと 

こんな看板がありましたよ  


 
明治天皇が飲まれた湧水は 今でも 柵で囲われて保存されています  


外国人も含め この地を訪れた多くの人たちは 

きっと この豊かな自然と 雄大な景観にうたれ 

また訪れたいと 思ったことでしょうね   

 

  

 

今回は 靄がかかって 駒ヶ岳は はっきりと見えませんでした 

残念!

下の写真は 2年前に 「 小沼 」から 「 駒ヶ岳 」を撮ったものです 

  

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の~んびり! - 道南 -

2013-07-17 21:17:06 | 旅行


函館から 大沼国定公園へ向かう途中の  

七飯町にある 牧場です 

いかにも 北海道という景色でしょう? 

ちょっと靄がかっているのですが その先には函館山があり 海が広がります 

アイスクリームも ソフトクリームも 美味しい  

牛乳も 味が濃い  


泊まったのは 函館恵山岬 ホテル恵風(けいぷ) 

目の前には海 

背側は 恵山という山 

温泉と 新鮮な海の幸 

他には何もない

静かな 静かな処です 

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下関へ

2012-08-20 21:55:18 | 旅行

 

下関は 行ってみたい処でした 

夫と別れ 

一人で 自転車と歩きです  

本州の最西端に位置し 関門海峡を挟んで九州は手が届きそう  

海路 陸路の要所であり 

海外情勢がいち早く伝わる 開かれた都市  

数々の歴史の舞台になった場所ですものね


長府にある 「 功山寺 」は 鎌倉時代に遡る 歴史ある寺 

仏殿(上)は 1320年に建立されたそうです (国宝) 

大内氏最後の当主 大内義長は この境内で自害 (1557年) 

幕末 尊王攘夷派の7人の公家が 京の都から追放され この寺に5人が滞在 (下の写真) 

高杉晋作が 長州藩俗論派打倒のため この寺で挙兵しました (1865年) 



そして さらに そのまた昔 

この 下関の壇ノ浦では 

平家源氏の 最後の戦いが繰り広げられました (1185年) 

敗れた平家は 次々に船端から入水 

その中には 8歳の安徳天皇の姿もありました 

平家が滅びて 3か月後 京の都を大地震が襲います 

人々は 安徳天皇 平清盛の祟りと 恐れました 

安徳天皇の御霊を鎮めるため造られた御堂が 後に阿弥陀寺になり 

明治時代に 現在の「 赤間神宮 」 (下) となったそうです 

 


安徳天皇と 平家一門は 海の底の竜宮で 今も生きている 

人々の間では こう信じられ 伝えられたそうです 

だから このような 建築様式が採られたのでしょうね  

華やかな神宮の片隅に 粗削りな平家の武将の墓が ひっそりとありました   

耳なし芳一 」の話の舞台は 此処なのです 

 


 

山口の旅は ここが最終地点 

下関は初めてだけど 

今は亡きブログ友が住んでいた処です 

この海で 毎日魚を釣っていたんだと 懐かしい気がしました 

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瑠璃光寺

2012-08-19 21:42:30 | 旅行

ますます Heat up   

県庁所在地の 山口市は 内陸部なので暑いです 

山口市にある 「 瑠璃光寺 」の 五重塔 

室町時代 1442年頃 大内氏により 建立されました 

優美な姿でしょう ?
 


瑠璃光浄土といわれ 仏教では 「 瑠璃光 」は 聖なる光の色です 

日が落ち 残照が次第に薄れ 明るい藍色に染まる 空の色を 

私は イメージします 

どうでしょうか ? 


暑さで体調を崩す人が 多いようです 

みんな 大丈夫 ?
 

 

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安野光雅美術館 @津和野

2012-08-17 21:01:57 | 旅行


きっと 安野光雅の絵は 

絵本などで 何気なく目にしているのではないでしょうか? 


写真は 「 絵本 平家物語 」の  

厳島御幸(上)と 壇ノ浦(下)の場面の ポストカード 


戸外で スケッチをしていると いろいろな人が覗いていくそうです 

画家 安野光雅とは知らず 「 ここに鳥を描いたら もっと良くなるのに 」と アドバイスする人も・・・ 

描きこんでみたら 「 なるほど・・良くなった 」 

お人柄が偲ばれます   


私は下手・・ 私は子ども・・・ 

今でも そう思っている 

という 安野画伯の言葉が いつまでも 頭の中に響いています  

 

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津和野

2012-08-17 00:28:38 | 旅行


津和野に近づくと 屋根瓦の色が 黒から赤へと変わっていきます 

赤い石州瓦 漆喰の白壁 杉の羽目板の家が 目立ちます  

一面が緑の田園風景に 赤い屋根の集落・・・ 

うっとりするほど 美しい~


津和野は 山に囲まれた 小さな盆地 

風がぴたりと止んで ジリジリと暑い  

安野光雅美術館 」に飛び込んだら 涼しさに 正気を取り戻しました  

内容も とても 良かったですよ  




津和野の町は 美しい町並み 

たくさんの鯉が泳ぐ 水路は 有名ですね 


 


山の上にある神社 「 太皷谷稲成神社 」の参道は 

朱塗りの鳥居が 長い長いトンネルのように続いています 

津和野城址も 高い山の上だよ~  

山に囲まれているから 仕方ないね・・・
 

 

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萩 ・ あら!不思議

2012-08-15 21:09:44 | 旅行

 
萩の中心部から 海沿いを東へ 

海に突き出した 小高い山 

笠山 」 です 

その麓にある 「 明神池 」  

魚がいっぱい 泳いでいるけど・・・ 

ん??? 

とか とかじゃない  
 

 

ボラ ? イシダイ? 

海にいる魚です 

みんな 岸辺まで近寄って来るけど・・・ 

 

 


これは・・・ 

ナニ   

 


なんと エイ まで~ 

目が合うと 可愛いんだよね  

明神池の底は 海に繋がっているんですって 

だから 池には 海の魚がいっぱい  

天然の水族館のようです 


明神様のお社の脇には 窪地があって 

そこは 真夏でも 地下から 涼しい風が湧きだしてくるらしい  

その謎は 笠山に登って 分かりました  

頂上は 素晴らしい眺望です (下) 

左が の町 海の向こう側中央の山が 萩城址のある「 指月山 」 

静かな海に 「 萩六島 」と呼ばれる 小さな島が点在します 

この島々や 笠山は 小さな火山が噴火してできたもの 
 


噴火で流れ出し 固まった溶岩のブロックが 重なりあい 

その隙間が 空気を溜めるタンクになっているそうです 

冬の間 冷たい外気が溜まり 夏になると 吹き出す 

冬は その逆になる? ( 下が説明文 ) 


此処に家があったら 最高のエコ住宅ですよね~  

本当に 「 天然クーラーの店 」という看板が ありました (クリックして見てみて)


笠山の麓は 椿の原生林が広がり 

花の咲く頃は とても美しいそうです 


旅って 面白いですね~ 

今回 私が 最も熱中して撮った被写体は エイかも・・・  

 

 

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萩・松下村塾

2012-08-14 23:21:49 | 旅行


萩で 先ず行くべきは 「 松下村塾 」でしょう!? 

幕末から維新にかけての 

思想の中心となった 吉田松陰の私塾 

( 吉田松陰先生と 言うべきなのですが 敬称 略させていただきます  ) 

二間ばかりの小さな木造の建物の 八畳間で講義は行われました(下)

 


松下村塾では 武士や町民など 身分の隔てなく塾生を受け入れました 

実際に 吉田松陰が講義したのは たった2年間  

それなのに 幕末の尊王攘夷 倒幕の志士や 維新の新政府に関わる人間を 

数多く 輩出しました 


今でも 宇部空港に行けば 売店の一番目立つところに 

吉田松陰一日一言」という本が 置かれています

吉田松陰の 思想や生き方は 

今なお 多くの人に影響を与えているのですね  

 

 
さてさて・・・ 次に行くのは  

三代目藩主 毛利吉就(よしなり)が 

元禄四年(1991年)に建立した 毛利氏の菩提寺  

黄檗宗(禅宗の一派)の 「 東光寺 」です

三門 (下)は 1812年 竣工されました  (重要文化財) 

 


 同じく 重要文化財の 大雄宝殿 (下)は 1698年竣工の建物 

唐様式に則っていて

参道も 建物も 雄大な雰囲気です 

観光客も ここまで来ないみたい 

シンとしています 



裏手は 代々の藩主と 夫人 側室の 廟所 

鬱蒼とした木立に囲まれ 

人間が やけに小さく見えますよね

 

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萩・城下町 

2012-08-13 23:23:35 | 旅行

 
山口県北部 日本海に面した 長州藩 毛利氏の城下町だった  

」です 

昔の面影を 色濃く残した 独特の雰囲気・・・ 

高杉晋作や 田中義一の誕生地のある 菊屋横町 (下) 
 


 長州藩の御用商人を務めていた 豪商「 菊屋家 」の屋敷 (下) 

度々 本陣としての役割も 担い 

殿様を 向かい入れる為の 門や座敷など 

江戸時代初期の 豪華な造り  



江戸時代  幕府からの使者は 萩城に入ることは出来ず 

この菊屋家で応接された という話があります (ホント) 

また 毎年正月には 家来が「 今年はどう致しますか? (討幕?) 」と 殿様に伺うと 

「 まだ 早い 」と 殿様が言うしきたり・・・ 

などと まことしやかな話が伝わります 
 

 
幕府により 萩に封じ込められ冷遇された 長州の積年の恨みが 

やがて 維新への原動力を生み出したのでしょうか・・  


菊屋帳場から 簾越しに眺めた 表通りを行き交う人たち (下) 

外は 焼けつくような 夏の 真昼間です  
 


萩の中心地は 川筋に挟まれた 三角のデルタ地帯なのです 

静かな海も すぐそこに・・・ 

美しい自然と 昔から変わらぬものを持った町 

心惹かれます~ 

 

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涼しさ求めて - 秋芳洞 -

2012-08-12 21:13:54 | 旅行

先ずは 涼しいとこ~  

なら・・・ 秋芳洞だね  

石灰岩が 地表水や地下水に浸食されてできた 鍾乳洞です 


木立の中の道を歩き 入り口に近づくと 

ヒ~~ンヤリ !   

洞窟からドォー ドォーと流れ出る 川面に漂う 冷気たっぷりの靄がお出迎えです 



夏には うってつけ  

と思ったら・・・ 

鍾乳洞の中は 年間を通じて一定・・・ 約16℃ 湿度95% なんですって 

快適ですね~ 



地下川が流れ 湿度が高い洞内ですが 足下は滑りません 

だから 杖を突いている方も・・ 赤ちゃんを抱いた人も・・ バギーに猫を乗せた人も・・ 

みんな 奥まで歩いていきます 


石灰岩から溶解した炭酸カルシウムが 洞窟の中で 様々な形となります   

段々畑のような 「 百枚皿 」(下) とか 


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