MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

廻船問屋 * 岡山県・下津井 *

2014-10-06 21:10:18 | 旅行


瀬戸大橋を望む辺り 海辺の町 「 下津井 」 

江戸時代から 明治時代にかけて 北前船の寄港地として栄えました 

修復 保存されている「 回船問屋 」のガイドさんの お話で   

当時のバブリーな状況が 再現されていきます  

物資とお金に人が群がり 沸き立つのは いつの時代も変わりはありませんね  

でも いつか その景気も終わる時が来て 今では 一片の面影もありません 

写真は( ↑ )は 船箪笥 

証書や 現金や 印鑑など 大事なものを入れておく金庫で 

船が沈んでも 船箪笥は浮いて浜に打ち上げられ 拾い上げた人が届けると 

家一軒が建つほどの お礼が貰えたとか・・・ 


この廻船問屋が考案した「 家紋 」は こんなの( ↑ ) 

帆をふくらませた船に見えるでしょう? 

では 逆さまにしたら・・・? 


そう・・ さらなる「 福 」を呼び込もうと 「 ふくろう 」の図案になっています  




鷲羽山(わしゅうざん)
から眺めた 瀬戸内海 

瀬戸大橋が 香川に向かって 延びています (10/4)

 

 

 

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備中国分寺 * 岡山県総社市 *

2014-10-05 20:52:34 | 旅行



741年(天平13年) 聖武天皇の勅願により 各地に官寺が建てられることになりました 

その一つ 備中に建てられた「 国分寺 」は 当時の境内は 東西160m 南北178m 

七重塔があったそうです( ↓ ) 

その後 中世には 廃寺となりましたが 江戸末期に再建されました 
 

 


国分ができる さらに昔    

多くの古墳が残る事からも分かるように 

ここ 吉備国(きびのくに)は繁栄し 出雲 大和に匹敵する勢力だったのです 

 


道端に咲く野の花 色づく柿の実・・・  

この吉備路に立つと 

長い年月の間 どれほどの栄枯盛衰があっても 

風景は 昔と大きく変わっていないのではないかという気がしてきます 

 (10/4)



台風の被害がないよう 祈っています

こちら(岡山)は 今のところ 大したありません 

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論語の講義@閑谷学校

2014-10-05 08:59:50 | 旅行


講堂では 今も 論語の講義が 行われていました 

多分 地元の女子校生? 

建物は 300余年前と変わらず 太い梁と柱 磨きこまれた床板 

今も 当時の教育理念が受け継がれていることは 素晴らしいですね  
 

 


少し離れた場所に 寮や平生の勉強をする学舎がありました 

ここでは 朝6時から夜10時まで 学生たちの生活が決められていたそうです 

火が出ることがあっても 講堂などの主要建築物に移ることがないよう 石垣などで区切られています

(4枚目の写真) 日除山(ひよけやま)と呼ばれる区域です
 


庶民の学校「 閑谷学校(しずたにがっこう) 」は 

もし 池田家が国替えになったり断絶になっても  教育を継続するようにと 

学校田や学校林を藩から切り離して与えられ 経営されました 

これは すごいことですよね 

 


 


石垣の隅っこに サワガニ 見っけ~   (10/3)

 

 

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閑谷学校(しずたにがっこう) * 岡山県 *

2014-10-04 20:40:39 | 旅行

 
真夜中に 車で出発して 一路 岡山へ 

大阪を過ぎた頃から 雨 

ところが 「 ここから岡山県 」の標識があった途端 眩しいほどの青空です

さすが 「 晴れの国 岡山 」です 

びっくり~! 
 

 
さて 備前ICで降りて 目指すは 「 閑谷学校(しずたにがっこう) 」 

300余年前 岡山藩主 池田光政が 庶民の学校として建てたものです 

①現存する 

②庶民を対象とした 

③学校構築物 

としては 世界最古のものだそうです  


静かな山間に建つ この学校では 儒学(朱子学)が教えられました 

校舎をぐるりと囲む石塀は 一部の隙間もない かまぼこ型の石組みです 

とても精巧な造りに びっくり 

瓦は 備前焼で 紫蘇色 緋色の 微妙なグラディエーションが素晴らしい 

最近 一部を入れ替えたそうですが ほとんどが300年保っているそうです 

池田家の家紋 揚羽蝶が印されています ↓ (10/3)

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嵐の夜は

2013-10-15 21:05:35 | 旅行


外は 近づく台風で 大雨です 

こんな時には 家の中で ほっこりと 

旅の想い出に 浸りましょうか  


山形県酒田市の 日本一の大地主といわれた「 本間家 」のお屋敷です 


幕府の巡見使を迎えるために 本間家三代当主が建て 

庄内藩主 酒井家に献上したものです 

1768年のことでした 

その後 本間家が拝領し 1945年まで 住居として使われていました 


もうすぐ封切りになる「 おしん 」の撮影にも ここが使われているそうですよ

木で造られた家って 落ち着きます~ 

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天童から鶴岡へ

2013-09-29 23:27:22 | 旅行


再び 上山から北へ 

天童市に 「 イザベラ・バード記念碑 」があると知り 

行ってみることにしました  

観光案内所で ガイドさんから 場所を詳しく聞いたのですが 

天童公園の舞鶴山の その場所には 何もありません  

思えば・・ 

ガイドさんは 何も知らず 調べていたっけ~  


諦めて 車に乗り 山から下りかける途中 

地元の方らしい 女性二人連れとすれ違い 

ダメもとで 訊いてみることにしました  

でも やっぱり 知りません! 

お礼を言って 別れ 車を出そうとした時 

女性が 駆けてきて 窓ガラスをコンコン 

「 もしかしたら あれかも・・・ 」 

それは 立ち話をしていた場所のすぐ横にあったのです 

諦めていただけに 大感激 

その女性たちと 話が盛り上がりました  

 


「 また 山形に来てください 」 

「 ええ きっと また来ます! 」と 何度もお礼を言い 

さて 鶴岡へ・・・ 


歴史ある 鶴岡は 素敵な街でした 

また 別の機会に 写真をおみせしますね 

今度は もっともっと ゆっくり訪れたいです

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かみのやま

2013-09-28 23:43:05 | 旅行


山形県の北端 酒田市から ぐっと南下!

上山(かみのやま)温泉です 

江戸時代に 幕命により取り壊された 「上山城」を復元したものだそうです(⇑) 

 



周囲に 上山藩の 中級武士の武家屋敷が四軒 

ちょうど 庭には 

紫苑(シオン)の花や 彼岸花が 咲き誇っていました 

 


でもね 

本当に 行きたかった処は 

此処 

湯の上観音寺(↓) なのです 


今 お寺は 修理中なので 写真は下からのものにしておきます 

明治初期に 日本を旅した英国人旅行家「イザベラ・バード」が 

嘗て このお寺の前にあった宿屋に泊りました 

そして その時のことを書き留めています 

現在は 駐車場になっています(↓) 


イザベラ・バードは この羽州街道を北へと向かい 

北海道まで 行っています 

彼女の書き記した 「 日本奥地紀行 」を読みながら 

135年の時空を超えて 

現在と 当時を行ったり来たり・・・ 

おもしろいでしょう?

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米どころ庄内

2013-09-26 23:42:21 | 旅行

 

貿易の中継地として 「 西の堺 東の酒田 」といわれるほど繁栄した街

「 酒田 」 


見上げるようなケヤキ並木と 

ノスタルジックな木造の倉庫群 

明治26年に 米の保存倉庫として建設された   

「 山居倉庫 」です 

現在でも 農業倉庫として使われています 

 


海からの強風と 夏の直射日光から護るために植えられたケヤキの木が 

素晴らしいですね~  

戦後の農地改革までは 「 日本一の大地主 」といわれていた 

本間家旧本邸 (↓) 

本間さまには及びはせぬが せめてなりたや殿様に 」

とまで 歌われるほどの金持ちだったそうです 

でも その当主は意外と質素な生活であったとか・・・


映画 「 おしん 」の撮影にも 使われたそうですよ 

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山形の秋

2013-09-25 22:27:18 | 旅行


豊穣の秋を迎えた「 山形 」を 旅しました 

北部は 刈入れが終わった田と これから刈入れの田が パッチワークの模様のようです 

南へ下って行くと 

まさに 一面 黄金色の海   


青い空と うろこ雲 そして 黄金色の稲田・・・ 

こんなイメージで撮ろうと思っていたのに  

 


いつでも撮れると思っていたら 

もう 帰る日に!  

あいにく 今日は薄曇り・・  

撮った写真も 車の中からと 飛行機の中からの移動中  

ぜひ見せたいと思っていた色が 出せませんでした 

残念  

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ポツン! - 支笏湖 -

2013-07-20 21:23:18 | 旅行

あちこち 行きたい処はあるけれど・・・ 

今夜の泊りは 支笏湖 ! 

先を急がないとネ  


夕方 やっと支笏湖に着いたのですが 

これから 丸駒旅館という宿に行くには 湖をぐるりと回らなければなりません 

溢れんばかりの湖水の 水際を走る道路 

他の車も 家も見えない 圧倒される大自然の真っただ中 

このまま 何もないまま 暗くなったら 

どうしよう~  


その時 遥か彼方の湖畔に ポツンと 家が見えました (上の写真) 

あれかも 

こうして やっと 宿に辿りつきました 


この宿の 露天風呂がスゴイの!  

露天風呂と 湖がつながっている~  

下から ぷくぷくと お湯が湧きあがっている~  


びっくり

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