コスモスばかり 構っているうちに
金木犀(キンモクセイ)は 散ってしまった
まるで 見えない合図があるかのように
雨の日の翌朝 どの木の下も
緋色の衣を するりと脱ぎ落としたような模様が 描かれていた
月の美しい夜 歩いていて
風に運ばれる 金木犀の香りに 気付いたのも
つい この前のこと・・・
コスモスばかり 構っているうちに
金木犀(キンモクセイ)は 散ってしまった
まるで 見えない合図があるかのように
雨の日の翌朝 どの木の下も
緋色の衣を するりと脱ぎ落としたような模様が 描かれていた
月の美しい夜 歩いていて
風に運ばれる 金木犀の香りに 気付いたのも
つい この前のこと・・・