足下の草や 芽吹き始めた木の枝を
しっとりと 濡らし
朝もやが 立ちこめている
黒々と 力みなぎる土の上に
白い梅の花びらで 書いた手紙・・・
「今日 逢いに行きます 」
いったい 誰からの手紙だろう?
電車の中は セーター1枚で充分の暖かさ
そっと 頬を撫でる 風
柔らかな 日差し
のんびりと 街を歩く人たち
まるで 何の構えもなく
昔からの友だちに会ったような 一日
そうだ・・・
手紙は 春からのものだったんだ
足下の草や 芽吹き始めた木の枝を
しっとりと 濡らし
朝もやが 立ちこめている
黒々と 力みなぎる土の上に
白い梅の花びらで 書いた手紙・・・
「今日 逢いに行きます 」
いったい 誰からの手紙だろう?
電車の中は セーター1枚で充分の暖かさ
そっと 頬を撫でる 風
柔らかな 日差し
のんびりと 街を歩く人たち
まるで 何の構えもなく
昔からの友だちに会ったような 一日
そうだ・・・
手紙は 春からのものだったんだ