燃えさかる 火の玉が
ぐんぐんと 西の空に 落ちていった
深く 息を吸う
呼吸していたんだと 気づく
ぎらぎらと 焼け尽す日射しに
空を見上げることを 忘れていた
夕空は 残照に彩られ
やがて やさしい藍色に 沈んでいった
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