日が暮れ 昇り始めた月に 思わず見惚れました
東の空低く それは それは 大きな満月が おぼろに懸かっていたのです
写真を撮ったのは それから3時間も経ってからの事なので
中空に懸かった月は もう普通の大きさに見えます
今 コーラスで練習している曲の一つが「朧月夜」なので
その歌詞が 頭に浮かびました
朧月夜
高野辰之 作詞
岡野貞一 作曲
菜の花ばたけに 入日うすれ
見渡す 山の端 かすみ深し
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
里わの 灯影も 森の色も
田なかの 小道を たどる人も
かわずの鳴く音も 鐘の音も
さながら霞める おぼろ月夜