「 この3連休で ゆっくり休めたでしょ? 」
この休みの間 郷里に行っていた夫が 家に帰り こう言う
「 はあ・・? 」
いまさら 夫に説明するのも面倒なのだが
体調を崩した娘の家の手伝いで 私は1月末から自宅と行ったり来たりの日々を過ごしている
こういう時には 余計なことは考えず 自分の足元10cm先に目を落として 黙々と進めばい良い
とは思うが 相当疲れも溜まっている
やっと家に帰れば こちらも する事がいっぱい!
歯医者に行ったり 自分のメンテナンスもしなければならないし
お彼岸のお墓参りも・・
帰って来る夫の迎えに行こうと 何時間 連絡を待ってるの?
あんなこんなで 私の時間はあっという間に無くなっていく
何もしないで休める時なんて 来るはずがない
だから 私は 洗濯ものを畳みながら
アイロンがけをしながら
孫が着るスモックの名札をミシンで縫い付けながら
ホッと息をつく
「 それがね・・ 大変そうだったよ 」
夫が 郷里の友達や 親類の話をする
みんな夫と同世代で 心配な領域の人も出始めている
「 そう・・ そうなんだ・・・ 」と 私は 頷きながら
「 大丈夫かな~? 」と 相手を心配する夫に
「 あなたが帰った後に 相手も同じように思っているかも 」
という私は 意地悪でしょうか?
ふふっ
まあ 遅かれ早かれ みんな同じ道を歩いて行きますから・・・
このコロナウィルスの流行で 自分も明日はどうなるか分からないと 私は心の奥で感じている
だから 逢える時に逢っておこう
やり残すことのないように!
きっと夫も そう思ったのだ
「 今 逢っておいて良かった! 」
そう言う夫は 一つ肩の荷を下ろしたようだ
飛行機や公共の交通機関を使って行くことは不安だったが
4月はさらに拡大するのだはないかという気がする
予感が当たらないように祈るばかりだ