昨日のこと
夫の検査や診察に長い時間がかかり やっと精算の窓口までたどり着きました
吹き抜けの 広々した外来患者ロビーは 大勢の人でごった返しています
私は カウンターで話している夫の傍にいました
隣の窓口に立つ 年配の婦人の声が耳に飛び込んできました
「 昭和3年〇月〇日 〇〇です 」
「 ああ 生年月日・・ 」と ボンヤリ思いました
無意識に 計算してしまう 私・・・・・
「 エエッ・・ すると 92 とか 93歳 」
改めて マジマジと見ると ごく普通のおばあちゃまですが
とても その年齢には思えません
もしかすると 誰かの付き添い?
窓口から離れ ソファや椅子の方に向かう後姿を目で追いましたが 人混みに見失ってしまいました
手続きの終わった夫と一緒に 私も空いている椅子に腰を降ろしました
さっきの人が居るのではないかと きょろきょろ見回していると・・・
「 居ました 」
ただ一人 カードやら お財布やらを バッグに仕舞い 立ち上がると すたすたと出口へ!
その歩き方や 体の動きが まるで年齢を感じさせないのです
こういう方が居るのですね