新年初めての 小学校の登校日
南関東では 雪となりました
学校から帰って来た マメ子(孫)に
「 今日の天気にぴったりなの 」といって 手渡した絵本
のねずみラリレット
エルズビエタ 作 / なかむらえりこ 訳
雪の降るパリの夕暮れ 1匹のお腹の大きなのねずみが 公園を通りかかりました
公園は 門がカタリと閉まり 眠りにつきました
「 まあ ここが ちょうどいい! 」
のねずみは 木に登り クロツグミの巣で赤ちゃんを産みました
そして 赤ちゃんに ラリレットと名付けました
ところが 腹ペコの猫にお母さんネズミは追いかけられ
木のてっぺんに追い詰められました
もはや絶体絶命
その時です 木の枝に絡まっていた風船が目に入りました
ひもに縋りつくと
ゆらり! 風船がお母さんを連れて枝から離れました
なんとか 猫の魔の手から逃れた お母さんは
雪空に消えていきました
「 さようなら ラリレット! 」
ラリレットは もう一度 お母さんと逢うことが出来るでしょうか???
ストーリーよりも 今日のような雪空にぴったりの
エルズビエタの 詩的な絵が素敵です