1年間の米づくりコースの 選択実習のひとつ
「 和紙の紙漉き 」です
本当は 3日間にわたるものだったのですが
毎回 雪に祟られて 私が出たのは 今日初めてです
楮の木を切り 皮をむき たたく・・・
とても 単調な仕事だそうです
それをした人の話に依ると
” いったい自分は いつの時代にいるんだろう? ”という気分に なったとか
今日は 紙漉きの過程の最後の部分
紙の形にする 「 華 」のある作業です
B4くらいの大きさのものと ハガキ大に楓の押し葉をはさんだもの
楮の繊維を均一にするの 難しい~
経験を積まないと なかなか思うようには出来ません
冷たい水に手を入れて 長時間いると
体の芯まで 冷え切ってしまいました
指は悴むし 口がまわらなくなる
む・・ 昔の人って 忍耐強くて・・ スゴイね!
最初は北陸で、二度目は奥多摩で…これらは楮などで体験旅行で。
で、記憶に強いのが子どもたちと牛乳パックで作った葉書。
どれも拙いものですが大事に取ってあります。
凹凸の斑があり、書画を描くには適さないでしょうが、何にも描かれてない紙に味わいや思い出があります。
手すきの紙も、いい感じですね。
♪だか~ら私に、手紙を書いて~♪ 確か、「この広い野原いっぱい」の3番でしたね~。
そこへ行くと、和紙作りが体験できますが、それは、最後の紙漉きの段階。
そこまで至るのが大変なんですよね。
ともあれ、雪深い越前の和紙作りですから、寒さ、冷たさもかなりだったろうと思います。
大切に!
ひとつ残らず あなたにあげる
軟弱です、私・・・