耳を澄ませて!
深い木立の中の 鳥のさえずり
目を凝らして!
一瞬の 羽ばたく鳥の影
「ギィー・・・ ギィー・・・」
近づいてくるね コゲラの声
小さな キツツキの仲間
木の幹に 穴を開け 大きな虫を捕まえた
嘴に巻きつく虫と 格闘し
なんとか・・・ ゴックン
幹の陰に 姿が見えなくなった
と思ったら・・・
ぐるりと回って 反対側から 顔を覗かせ
「ギィー!」
鬱蒼と生い茂る 木々の間を 風が吹き抜け
ざわざわと 枝が大きく揺れる
まるで 悪戯な子鬼のように
木漏れ日が 暗い山道や 木の幹の上で 踊っている
もう追手は迫っている 急がねば!
細く 急な上り坂
息が苦しい・・・ 足がもつれる・・・
最後の段を上がると 前方に明るい光が見えてきた
ああ! その先に 待っているのは・・・
「やあ! やっと来たね~」
「待った~」
ダンディーなサンバが 笑ってた
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主人公は 脱走癖がある 愛犬モモコをイメージ
(追手って 私のこと? )
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風にうねる 緑の葉の波間から
きらり光る 紅の色
桑の実
黒くなったら 食べ頃です
ポリフェノールを たくさん含んでいるとか・・・
夏鳥がやってきました
コサギよりも 大きい チュウサギ
水を張った田んぼで 餌を探しています
野原や 山の斜面に こんもりと
ノイバラの 茂み
風が運ぶ 良い香り・・・
クマバチが 蜜集めに 忙しそう
身体が大きい割に 羽が小さく
航空力学では 飛べる筈がないのに 飛んでいるのは なぜ???
今でこそ その飛行法は 証明されましたが
それは 長い間の謎でした
○○ウツギと呼ばれる花は たくさんあります
でも 同じ仲間ではなく それぞれ属する科が違うもの
この ハコネウツギは スイカズラ科
漏斗状の花に スイカズラの仲間だと ガッテン
始めは白く 薄紅色から 紅色へと変化する花が愛らしい
きっと香りもあるのでしょう・・・
蝶や 蜂が 飛び回っていました
頭の先から 尾の先まで
ルビーのような 真紅・・・
見かけること なかなか無いのでは?
赤トンボにも 種類がいろいろあるのですね
でも・・・ 色は個体差???
もうすぐ 田植えが始まる 田んぼで
スィー スィー
水に姿を映して 競うように
タンポポ オニタビラコ シロツメクサ・・・
田んぼの周りの 花たち
麻糸を紡ぐ・・・ 紡いだ糸を巻く・・・
その中空の糸巻きに 形が似ている事から名付けられました
オダマキ(苧環)
キンポウゲ科 有毒です
オダマキには 日本古来の種(写真のもの) と 西洋種があり
西洋種は 丈が高く 色もカラフル
優しい色は 今日の夕暮れのよう・・・
昼間の 夏を思わせる 日差しと
日が傾いてからの 心地よい風
土間で眠りこけている 年寄り犬を 抱き上げて
布団の上に そっと寝かせた
身じろぎもせずに 眠り続けたまま・・・
どんな夢を みているのかな?