「 さようなら 」 という 声
ハッと 顔を上げると
風もないのに
はらはらと
散り残った 色葉が 舞い落ちる
「 ゆっくり おやすみ 」 私も呟く
地に落ちても
葉は なお 色香を秘めて
*** 以前撮った写真です ***
「 さようなら 」 という 声
ハッと 顔を上げると
風もないのに
はらはらと
散り残った 色葉が 舞い落ちる
「 ゆっくり おやすみ 」 私も呟く
地に落ちても
葉は なお 色香を秘めて
*** 以前撮った写真です ***
子供の頃 本を読んでいて
気になる言葉って ありますよね
いつまでも 頭の隅に残っていて
想像力が 膨らんでいくの・・・
その一つが 「 ジンジャークッキー 」
発音してみると いかにも 「 魔法の国の言葉 」って 気がしません?
その上 人とか 動物とか お星さまの形とかしていて・・・
クリスマスツリーに ぶら下がってたりもする
クッキーなのに ショウガ入りなんていうのも 不思議でしょう?
いろいろな形をした ジンジャークッキーは
昼間はクッキーらしくしてるけど
きっと 夜になって 人がみな寝静まると
喋ったり 歌ったり 踊ったりしてるんだよ
そして 朝になると 元のクッキーに戻っているのさ !
なんてね・・・
だから 今でも クリスマスが近づき ジンジャークッキーを見かけると
ワクワク するのです
緩やかにカーブする道を行くと
懐かしい家が 見えてきた
この家を飛び出してから どの位の月日が過ぎただろう
家は その時のまま 少しも古びていない
変わったのは 私の方だ
この家の雰囲気が重く 息苦しく
そこから逃れようと 自由な世界へと羽ばたいた
あれから
喜びも 苦しみも 悲しみも・・ たくさんの経験をして この齢になった
もう この家に 二度と足を踏み入れることはないと思っていたのに
いつの間にか この場所へと戻ってきていた
「 ただいま・・・ 」
小さな声で 呟いてみた
家は シンと静まりかえっている
そうだった
もう 誰もいる筈ないもの
ドアを開けると
「 おかえり!」
何処からか聴こえてきた 温かい声が
そっと 私を包んだ
私の部屋は
読みかけていた本も 遊んでいた人形も
子供の頃 そのままに
毎年 クリスマス・シーズンに訪れます
横浜の 山手西洋館
ちょうど 真ん中あたりになる 「 エリスマン邸 」は
クロアチアの クリスマスの飾り付け
この可愛らしい西洋館は
秋には ケヤキやイチョウの黄葉が とても美しいの
室内の 素朴で愛らしい雰囲気と ぴったり合っていて
とても 素敵
*** クリスマスの日まで 時々 写真をUPしますね ***
昨日 三陸地方を震源とした 大きな地震がありました
揺れ方が 3.11の地震と似ていたので
このまま 揺れが大きくなっていったら・・・
と ドキリ
幸い 何事もなく収まりました
地震活動期に入ったと いわれているのですから
これからも 大きな地震が起きることを 覚悟しなければいけませんね
と 動揺しながらも・・・
青山の素敵なレストランで 忘年会です
この 光の階段が絵になるでしょう?
何かと忙しい 年の瀬
北日本と日本海側は 激しい風雪に見舞われているそうです
忘年会が多いけれど 巷では 感染性胃腸炎も流行
みなさま 体調管理に気をつけて下さいね
少しだけ暇を見つけて 近くの自然公園を歩きました
もう 夕闇が降りてきて 人影も少なくなった時刻です
でも 鳥たちにとっては 結構 活動する時刻なのですね
昼間活動する鳥たちは 暗くなる寸前の「書き入れ時?」
夜行性の鳥たちは 元気いっぱい目覚めたところ?
アオゲラが ケケケ・・と鳴きながら 飛んでいきました
湿地帯の水路を クイナ(多分)が お尻を見せながら 軽快に走り抜けて行きました
鋭く チチチ・・という声を上げ 近くの枝にとまったのは カワセミ
坂道では カラスが 転がり落ちる柿の実を ピョンピョン飛び跳ねながら 追いかけています
きっと こんな世界があるって 誰も気づかないかも・・・
何だか 楽しくなってきました
パタ パタ パタ
軽やかな足音
幼子が 駆けてくる
シンとした 冬野に
小さな希望が 生まれる
ちょうど 3.11の大震災の時のことを想い出していました
あの時は もう 日本という国は無くなるかもしれないと思いました
時が過ぎると 人間は忘れてゆきます
もう一度 あの時のことを 想い出しましょう
私たちの命は 次の命へとつなぐ 一瞬に過ぎません