晴れた日の朝は セミの大合唱!
ツクツクボウシの声が ひときわ 高く響きます
歩いていると 道端に 毬栗(いがぐり)がひとつ コロンと転がっていました
まだ 青い 青い 毬栗です
今日は とっても涼しくて・・・
身体も 一段階 シフトダウンしたのでしょうか?
トロトロした走りです
夏のエピローグは もの哀しいけれど
秋のエピローグと思えば 清々しい気が満ちてきます
今夜は よく眠れそう~
晴れた日の朝は セミの大合唱!
ツクツクボウシの声が ひときわ 高く響きます
歩いていると 道端に 毬栗(いがぐり)がひとつ コロンと転がっていました
まだ 青い 青い 毬栗です
今日は とっても涼しくて・・・
身体も 一段階 シフトダウンしたのでしょうか?
トロトロした走りです
夏のエピローグは もの哀しいけれど
秋のエピローグと思えば 清々しい気が満ちてきます
今夜は よく眠れそう~
里山の道を歩くと ツル性植物が 木や柵に 幾重にも絡みついています
この高い気温と 時折 激しく降る雨に
「 ツルもん 」たちは 元気百倍
勢力拡大の一途をたどっています
ざっと一括りに ヤマノイモの仲間としていた「 ツルもん 」も
よーく見れば 一つ一つ違いがわかってきます
今回は オニドコロ ( ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 )
いま ちょうど 花が咲いて実が生るところです
雌雄異株なのですが 1枚目 ↑ の写真は 雌花と果実
トリミングすると 2枚目 ↓ のような形です
雄花は 3枚目 ↓ の写真
葉はハート形で 互生 (たがい違いについている)
歩いていて フェンスに絡みついているハート形の葉を見つけたら
ちょっと立ち止まって 観察してみてください
意外と 身近にあるかもしれませんよ!
NHKのテレビ番組 「 英雄たちの選択 」
歴史学者の磯田道史が司会者となり 歴史学・経済学・軍事学・心理学などの専門家が
歴史上に名を遺した人物と その置かれた状況と時代に迫るという内容です
最後に 「 もしその時 こうだったら その後の世界はどうなっただろう? 」
という 各自の論が展開されます
先日の番組の題名は 「 “命どぅ宝”~沖縄県知事 島田叡(あきら)からの伝言~ 」
終戦間近に 沖縄県知事として赴任した島田は
政府と軍の目的と 県民の命を守る使命の 相反する現実に直面します
その中で 島田は一人でも民間人の命を救おうと奔走しますが・・・
この番組はよくみますが 今回が一番心に残る内容でした
司会の磯田さんの どうしても伝えたいという気迫が ビシビシ伝わってきます
そして その場に居合わせた人たちの証言が 痛いほど当時の状況を浮かび上がらせます
その時代・・・ 今だったら 考えることもできないけれど
民間人も 老人・子供以外は みな徴用され
「 生きて虜囚(りょしゅう)の辱め(はずかしめ)を受けるな 」
と教育され それを信念としていたのです
乳飲み子を抱えた母親が壕から出て 降伏しようとしたら
その背後から 日本兵が銃を構え 「 降伏したら撃つぞ! 」と叫ぶ
まさに 前門の虎(米軍) 後門の狼(日本軍)に挟まれ 生きる道さえ閉ざされました
軍は 本土での最終決戦 あるいは 講和をするにしても 少しでも有利にするため
沖縄戦を長引かせる目的でいました
その為に 軍自体の機能を失っているのに 降伏を遅らせたことから
ゲリラ戦となり 地獄のような悲劇が起きたのです
島田は 島南部の壕を転々とし とうとう「県庁の解散」を行いました
職員には 命を大事にするようにというメッセージを それとなく伝えたそうです
「 集団の狂気の中で 正気に踏みとどまれるのは 『 教養 』 と 『 母親が子を守る力 』 だ 」
と磯田さんが言うと 他のコメンテーターも黙って頷いたのが とても印象に残りました
その後 島田の足取りは途絶えました
いつものように 「 もし その時 こうしていたら 」は ありません
ただただ 重い現実が横たわり それに打ちひしがれるしかありません
*** 写真は ミソハギの花 ***
アオサギの幼鳥でしょう
どことなく 幼さが漂います
それに 魚が目の前でバタついているのに 獲れません
そこへ 「 チィー 」と カワセミの声
子どもを連れた お母さんカワセミです
子どもは 飛びかたヘタ!
でも 何とか 独り立ちできるように 餌の獲り方を教えなければなりません
お母さんは 子育てが大変で 痩せて羽根も抜けかかっています
池の周りでは 新しい世代の自立を急ぐ 夏も終わりの雰囲気です
8月頃から 晩秋まで
草むらの中に 目立たずに咲く ミズヒキ(水引)の花です
タデ科 イヌタデ属
なぜ ミズヒキという名がついたかというと・・・
30cmほどの長い花穂に 間隔をおいて咲く小さな花をみてください
花びら(実際はガク)の3枚は 紅色 1枚は 白色で
まるで 紅白に染め分けた 水引の紐のようにみえるでしょう?
アリが よく 上り下りしているのを見ますが
それは 花粉を集めているのでしょうね
受粉の手伝いをしているとは思えません
今日 やっと分かりました
この4ミリ程の小さな花の受粉をしているのは 蚊なんですね
何匹かの蚊が 花の蜜を吸っていました
蚊は 産卵期に メスが動物の血を必要とするのであって
普段は 花の蜜 樹液 果物の汁などが 食べものです
最近は 何かの用のついでに写真を撮ることばかりだったけど
今日は 時間の制約もなく ぶらりとカメラを持って出かけました
すると ヒョウモンチョウ?が シャツの胸にとまり 手にとまり
やっと いなくなったと思ったら 帽子にとまっていました
どうしても離れないのは カメラで撮ってほしいのかなあ???
では!
こんなに間近なら スマホのカメラでしょ?
片手で取り出せるし・・ と思ったら バッテリー切れでした
ならば レンズ換えて撮るしかないね
と 片手で かなり長い間 ゴソゴソしていましたが チョウは逃げません
今はお盆でしょ? もしかして・・
お母さんが あの世からやって来たのかな・・・
と ジッと チョウを見つめると
チョウも 私を見つめます
翅も かなり傷んでいて 哀れです
そう言えば この前の日曜日 ここでお弁当を食べていたら
ウラギンシジミが 口吻(蜜を吸うストロー状のもの)で
おかずの切干大根を食べた なんていうこともありました
この雨で カラカラに乾ききった大地は 潤いました
でも 湿度 高っ
それに 風がないと 蒸し風呂みたい
窓を閉めると 息苦しい~
エアコンつけるか・・ なかなか難しいところです
風邪も治ったことだし 少し 外に出かけようかと思います
カメラを持ってね
真夏の濃い緑 重い空気に耐えながら 自転車のペダルを踏んでいくと
濃密な香りの帯を横切ります
見上げれば クサギ(臭木)の花
昼間なら よく アゲハ蝶が うっとりと蜜を吸っています
クサギの花の香りや 色 形は アゲハの好みなんです
だって クサギは 受粉してもらう相手を アゲハに絞って
何とか引き寄せようとしているのですから
今日は 図書館で 「子どものための夏のおはなし会」がありました
私は 「とびまわる鍋」という デンマークの昔話を おはなししました
意外にたくさんの子どもが来てくれて 楽しい時間になりました
出かける寸前だったが 着信画面の相手の名前を見て 急いで電話に出た
癌の治療で入退院を繰り返す彼女に なかなか連絡できないでいたからだ
「 今は こんな状態なの・・・ 2日後にまた入院するわ 」という彼女は
治療中に脳梗塞を起したとはいえ 思ったより元気そうだった
何よりも 以前は手がかかると 彼女がよくこぼしていた夫が
今では 彼女の世話と 生活のすべてを よくやっているのだそうだ
だから 彼女の口調は 闘病の陰はみえず 明るかった
「 病気をして 思ったの・・ 元気になったら 子どもたちの教育に力を尽くしたいって 」
彼女は 幼稚園の先生だった人だ
「 昔の教え子が 『先生に読んでもらった絵本を 今でも覚えてる』って 言ってくれるの 」
「 もう 27歳になる男の子なのにね 」
ふふっ・・と 電話の向こうで 彼女の表情が和らぐのが 目に浮かぶ
ええ 元気になって 一緒にやりましょう
地域の子どもたちの為に 絵本の読み聞かせや おはなしを
あなたの思い描くようなかたちで
私の持っているもので いくらでも手伝えると思います
だから 体が良くなりますように
祈っています
*** オオカモメヅルの花(1枚目)と実(2枚目) ***
ガガイモ科 オオカモメヅル属 つる性の多年草