今日からもう師走・12月。
今朝、月めくりのカレンダーの11月分をはがすと、あとには12月分のカレンダーがペラリと1枚、頼りなげに壁に残っている。
なんとも心細い気分‥。
天気予報によると、今日は師走の始まりにふさわしく、ずいぶん温度が下がり、風も強いということだった。
でもお昼前にベランダに出てみると、その時は、意外にお天気も良く、あまり寒さを感じなかった。
そこで、(マタマタ久しぶりに)公園に行ってみることにした。
公園の木々は、そのほとんどが、色づいた葉を落としていた。
春に、ボンボリのような可愛いピンクの花で私たちを楽しませてくれた八重桜(写真右)も、紅葉した葉を半分くらいは、落としている。
その中で、中津公園のランドマークになっている大きな銀杏の樹が、今を盛りと、全身に黄色の衣をまとって、どっしりと立っていた。
(他の比較的小さな銀杏は、とっくに黄葉し、もう葉っぱを落としていたけれど‥)
花壇に行き、皇帝ダリアがまだ咲いているのでは?と捜したが、残念ながら、もう花の姿は見られなかった。
代わりに、菊の花が盛りだった。
花壇の反対側、ケヤキ並木に足を向けると、色づいたケヤキの葉がもう大分落ちていて、下は、落ち葉の絨毯になっていた。
落ち葉を踏んで歩くと、サクサクと音がする。
足裏の感触も、弾力があって、心地いい。
ケヤキ並木の一番端に来ると、キレイな黄色が目に入ってきた。
初め私は、てっきり銀杏の黄葉だと思ったが、よく見ると、銀杏の手前にあるのは、まぎれもないケヤキの樹だ。
ケヤキが、こんなに綺麗な黄色に色づくことがあるなんて、知らなかった!
(ケヤキは、赤みを帯びた褐色または橙色に色づくのが普通なのに。)
公園から我が家に帰ると、最近室内に入れたハイビスカスが、大きな花を咲かせていた。
ベランダの南天の実も、随分赤みを増していた。