のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

神戸‥「うろこの館」と「ルミナリエ」

2012-12-14 23:03:51 | 日記

 昨日(13日)はYさんと神戸に行った。

 「神戸ルミナリエ」と、序でに「うろこの館のサンタさん」を見るために。

 

 「うろこの館」は、北野異人館街の、代表的な異人館の一つ。

 その「うろこの館」が、ここ数年、クリスマスシーズンになると、館の屋根に数体のサンタクロースを止まらせるという、面白いイベントを行っている。

 

 私たちは、午後1時に阪神三宮駅で待ち合わせ、そこから歩いて「うろこの館」へと向かった。

 「うろこの館」を含む北野の異人館群は、三宮駅から北へ上っていった高所に点在する。

 その中でも「うろこの館」は、最も高い場所にある。

 距離もかなりあり、しかも坂道の連続なので、歩くのは結構きつい。

 でも私たちはガンバッテ上っていった。

 

 「うろこの館」に程近い一つの通りにさしかかった時、私たちは、その通りの建物のアチコチで、いろんなポーズのサンタクロースを発見した。

         

 

        

 

 

 その通りを過ぎた後、私たちは、うろこの館へと向かう、細くて急な坂道を上ることになった。

 なんとその坂道の急なこと!

 Yさんはそうでもなかったが、私は息が上がってきた。

 そんな私の目を、土壁を這っている紅葉した蔦の葉が、ちょっと慰めてくれた。

               

 

 

 やっとのことで、うろこの館、到着!

 まずは、遠景。

                 

 

 もう少し近寄ると…

                

 

 うろこの館のサンタクロースは、毎年テーマを決めて作られる。

 今年は、ロンドンオリンピックがテーマなのだそうだ。

 上の写真には、(小さくて見えにくいが)オリンピック各競技の選手たちが並んでいる。

 真ん中の大きなサンタは、吊り輪を持っている体操の選手だ。

 そして、塔の右側の端には、めでたくノーベル賞を受賞された山中教授が、急遽付け加えられたのだとか。

 一番右の白い服が、言うまでもなく、山中教授。

                

 

 

 せっかくなので、私たちは、うろこの館の中に入ってみた。

 この館の主はいろいろ替わったようだが、ある部屋などは、クリスマスの飾り付けがされていて、後ろの飾り棚と共に、ゴージャスな雰囲気だった。

                  

 

 館の傍に、「うろこの館・小さな美術館」というカワイイ美術館があって、いろんな絵画が展示されていた。

 そして、美術館の3階からは、神戸の街と海を見渡すことができた。(ガラス越しで、写真が鮮明でないけれど‥)

       

 

 

 うろこの館の見学を終えて、私たちは、今度はトアロードを南下した。

 途中、気になる店を覗いたりしながら。

 そして、ルミナリエ鑑賞のスタート地点に近い、大丸百貨店で早めの夕食をとることにした。

 ルミナリエの点灯は6時頃と聞いていたので、食事の後、カフェに入り直してコーヒーも飲んだ。

 ところが、もうそろそろ行かなくちゃ!と外に出てみると、もう長い長い行列ができていて、讃美歌の合唱が始まっている。

 そして私たちは、行列の最後尾はどこかとウロウロしているうちに、楽しみにしていた点灯の瞬間を見逃してしまった。

 なんとも、残念無念!

 (こんなことだったら、コーヒーなんか飲まずに外に出ていたらよかったのに‥)

 

 私たちは、行列の最後尾に並ぶために、大丸百貨店の周りを再度ぐるりと廻って、元町近くまで戻らなくてはならなかった。

 それでも、明かりを点けた大丸の建物は(その外の建物も)結構きれいで、並んで待つ私たちの目を、しばし慰めてくれた。

                  

 

 

 

 そう長くも待たないうちに、行列は、ルミナリエのスタート地点に到着した。

 眼前に、ルミナリエの光輝く回廊が、現れる。

     

 

 今年のルミナリエは、色彩がとっても鮮やか!

 去年は、東日本大震災があったせいもあってか、色彩がおさえられていたような気がするが、今年は本当に鮮やかな色が使われている。

 ただ、素人の写真は、どうしてもその鮮やかさをとらえられない!(涙)

 実際のルミナリエの光の回廊は、この写真の何十倍も光り輝き、美しかったというのに。

 

 

 光の回廊を通り抜けて、終着点の東遊園地に着いた。

 そこでのルミナリエは、遊園地の周りをぐるりと取り囲むように、サークル状に造られている。

 そして、サークルの一番奥には、緑色の輝きを放つドームが置かれている。

      

 

 

 光の回廊と同じくらい、このドームは美しい。

                

 

 

 私たちは、このドームの前で祈りをささげた後、東遊園地の外に出て、全く別の光のイルミネーションを眺めながら、帰路についた。