のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

「光の春」 と “ユラちゃん”

2013-02-17 17:35:18 | 日記

 数日前、気温は低くてまだ寒いのに、ベランダから空を見上げると、その空に、冬の青空とは何か違うキラメキを見つけた。

 日の光が何だかキラキラしていて、空だけには、もう春が来ている感じがした。

 この間姉と食事をした時その話をすると、姉も同感だと言って、こんな季節のことを「光の春」と言うらしいと、教えてくれた。

 

 「光の春」かあ!

 いい言葉やなあ!

 

 昨日も、カーテンを開けると、その「光の春」の「光」がいっぱい、部屋の中に差し込んできた。

                    

 

 ベランダに出ると、光は、ビルにあたって、その壁面を輝かせている。

                    

 

 部屋に差し込んだ光で、(この間友だちにもらった)“プラスチックの雪だるま”(下の写真)が、左右に元気よく揺れ始めた。

                   

 

 雪だるまの土台の部分にソーラーパネルがついていて、太陽や照明の光を感知して、ユラユラと動くのだ。

 友だちによると、この人形は、“100均”のお店で買ったんだそうで、当然ながら、代金は、100円なり。

 100円だけあって、見場は決してステキとは言えないけれど、わずかな光でもユラユラ揺れ、強い光を受けると、必死で大きく左右に揺れる。

 その一生懸命な姿を見ていると、思わず笑みがもれてくる。

 なんとも、かわいい!

 そこで私は、この雪だるまに、“ユラちゃん”と名前を付けた。

 

 今日はちょっと曇りがちだけれど、“ユラちゃん”は少しの光を感知して、ガンバッテ揺れている。

 それを見ながら私は、ひとり微笑んでいる。