のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

“雨水”の今日は‥。

2013-02-18 19:33:50 | 日記

 今日は、二十四節気の一つの“雨水”だと、朝のテレビが言っていた。

 “雨水”は、今までは“雪”が降っていたのが“雨”に変わる頃、を言うらしいが、もちろんこれは旧暦でのこと。

 未だ雪との格闘に明け暮れておられる雪国の人からは、「何が雨水よ!」と、お怒りの声が聞こえてきそうだ。

 又、ここ大阪では逆に、一年を通じて雪がほとんど降らないために、“雨水”が実感を持っては感じられない。

 

 でも、“雨水”という言葉には、日本語らしい繊細でやさしい響きがあって、やっぱりステキな言葉の一つだと、私は思う。

 

 それはともかく“雨水”の今日、偶然にも大阪は、雨の降り続く一日となった。

 雨だけれど、今日は西宮のお医者さんに、薬をもらいに行かねばならない。

 私は、覚悟を決めて、雨の中を出掛けた。

 

 阪急電車に乗ってしばらくすると、私の(ちょっと離れた)並びの席に(間は空席だった)、バッグを持った女性が座られた。

 そしてしばらくするとその女性が、バッグの方に向かって、しきりに何かささやくように喋り始められた。

 私は思わず、彼女とそのバッグに、目をやった。

 すると、なんとバッグの中に、白黒2匹の犬が入っているではないか!

 2匹はとてもおとなしく、バッグの中でじっとしている。

 2匹ともまだ2歳だそうだ。

 私は、電車の中で滅多に見かけないこの光景を、写真に撮らせてもらいたくなった。

 しばらく躊躇したあと、その女性にお願いすると、快く承知してくださった。

                

 

 

 

 西宮に着き、薬局で薬を受け取ったあと、私は昼食をとるために、西宮ガーデンズに向かった。

 西宮ガーデンズは、百貨店やレストラン・文化施設などを併せ持った、一大商業施設だ。

     

 

 

 私は、4階のお店で、牡蠣フライ定食をいただいた。

 そして、その後、雨の中を性懲りもなく、“ガーデン”に出てみた。

 お天気のいい日には、ここは家族連れでにぎわう場所なのだが、今日は当然ながら人影は見えず、噴水がむなしく省エネモードで水を噴き出してい

た。

                 

 

 

 ここに数多く植えられているオリーブの木も、雨に濡れそぼち、わずかに葉を残した木の枝には、雨滴がいっぱいだった。

        

 

 私は早々にガーデンズを後にし、雨の中をひた走る電車に乗って、帰路についた。

 帰りの電車では、ワンちゃんにも猫ちゃんにも、出会わなかった‥。