ソメイヨシノと賀茂川の流れを楽しみながらしばらく南下すると、「半木の道」に到着。
≪紅枝垂れ桜≫が、目にとび込んできた。
紅枝垂れ桜には、ソメイヨシノとはまた違った華やかさがある。
賀茂川の水面やユキヤナギをバックにして、紅枝垂れ桜が、時々吹く風に揺れる姿は、なかなか風情がある。
紅枝垂れ桜の並木道は、800メートルも続いているのだそうだ。
私たちは途中から、枝垂れ桜のトンネルの下の道から出て、賀茂川の土手道を歩くことにした。
歩きながら川に目をやると、川岸にひっそりと菜の花が咲いていた。
そして賀茂川の流れの中に立って、何かに向かってしきりにカメラを向けている人の姿もあった。
賀茂川べりの道を歩くと、今度は枝垂れ桜を、外側から見上げる形になる。
その風景を2枚。
そして800メートルの枝垂れ桜の並木が終わると、桜は再びソメイヨシノになる。
それにしても今年は、とりわけユキヤナギが、元気がいいように思う。
賀茂川のアチコチでも、ユキヤナギがビッシリ花を付けていた。
ソメイヨシノはほとんどがまだ満開だが、中にはもう若い葉っぱを一面に出しているのもあった。
そして散り始めた花びらが、チラホラ緑の中に見えたりもした。(写真では、無理かな?)
賀茂川ベリをどんどん南下していくと、ついに出町柳までたどり着いた。
出町柳では、賀茂川と高野川が合流して、1本の鴨川となる。
高野川の両岸にもソメイヨシノの並木が続いていたが、その様子をうまく写真に撮ることはできなかった。
でもせっかくなので、高野川の河原の風景の写真を1枚。
ここまで来ると私の足にはかなり疲れが出てきた。
私たちは、出町柳駅付近のカフェに入って水分を補給し、しばらく体を休めた。
そして、行きとは違って、京阪電車に乗って帰ることにした。
半木の道の紅枝垂れ桜、賀茂川の両岸のソメイヨシノ‥‥どちらも、本当に美しかったなあ!
というわけで、昨日は私たちにとって、大満足のお花見の一日となったのだった。