去年初めて聴いて、とっても感動した、小林研一郎指揮の≪3大交響曲の夕べ≫。
今年は、新装成った『フェスティバルホール』で行われる。
このコンサートの開催を知ったとき、私は行こうかどうしようか、ずいぶん迷った。
行きたいのはヤマヤマだけど、お金もバカにならないし、去年聴いたばかりだから、今年は我慢しよう!
そう思って諦めていた折も折、友人のOさんから、行くつもりでチケットを取ったのに急用で行けなくなったので、代わりに行ってくれないかという、有難
~いお申し出があった。
私はもちろん、一も二もなく承諾した。
新装成ったフェスティバルは今度が2度目だが、この日(4日)は、淀屋橋駅から歩いてホールに向かった。
フェスティバルホールの玄関には、(前にも書いたけど)なかなか立派な赤絨毯を敷きつめた階段がある。(写真左下)
その階段が、帰りには人で埋め尽くされて、赤絨毯はほとんど見えなかった。(写真右下)
それほどに、今回のコンサートは盛況だった。
この間シンフォニーホールで行われた『小林研一郎の夏休み名曲招待席』も、補助席が使われるほどの盛況ぶりだった。
どうも小林研一郎氏には、熱狂的なファンが数多くおられるようだ。
(実は、私もその一人だけれど。)
小林研一郎氏の、音楽に対する深い理解と愛情、彼の、楽団員・聴衆と共に一つの音楽を創っていくのだという、あたたかい姿勢とが、聴衆の心を惹
きつけるのだと思う。
この日のコンサートも、そんな彼の本領が発揮された、素晴らしいものだった。
私は帰りも、コンサートの余韻に浸りつつ、淀屋橋まで歩いた。
次は、久しぶりに見た夜の御堂筋。そして、土佐堀川と中央公会堂。 (いずれもピンボケですが‥)