のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

神戸市立博物館の≪古代エジプト展≫へ。

2015-01-13 16:11:02 | 日記

 先日友だちから、今神戸市立博物館で行われている≪古代エジプト展≫の招待券をもらった。

                       

 

 この展覧会では、『メトロポリタン美術館』所蔵の≪古代エジプト≫の品々(初来日だそうだ)が、展示されている。

 私は以前から興味を持ってはいたが、なかなか行くチャンスがなかった。

 そんな中もらった招待状。

 その招待状を見ると、昨日(12日)がその展覧会の最終日になっている。

 昨日は特別の予定が無かったので、私はこれ幸いと、阪急電車で神戸に向かった。

 

 昨日は、風は強かったが、お天気は良かった。

 阪急中津駅に向かう途中に見えるスカイビル(上半身)が、その壁面に空や雲をうっすら映して、相変わらずでんと立っていた。(写真・右下)

 駅に行く途中その傍を通る、私の好みのビルは、窓に青空と雲を映し、壁には周りの影を映している。(左)   

          

 

 

 三宮駅で降りて改札を出ると、そこここに着物姿の女性がかたまっている。

                 

 

 

 そう言えば、今日は成人式。

 外に出ても、式場に向かうであろう和服姿の女性がたくさん!(写真に撮ったのは、その中のごく一部)

                         

 

 若い女性の振り袖姿は、確かに華やかで美しい。

 しかし‥と、オバ(ア)サンは考える。

 なぜ成人式に参加する女性は皆、かくも似たような着物姿なのだろう?

 これじゃ、まるで制服じゃないの!

 若い女性よ、もっと個性的であれ!

 などと考えるのは、若さに嫉妬を感じるオバ(ア)サン故でありましょうか…(笑)

 

 私はそんなショウもないことを思いつつ、フラワーロードを『東遊園地』に向かって歩いた。

 下の写真は、市役所前の花時計と、フラワーロードの花壇。

               

                     

 

 


 

 『東遊園地』に到着。

 東遊園地は、博物館への通り道でもあるが、ここには≪神戸淡路大震災≫の記念碑的なものが、いくつか置かれている。

 私は昨年暮れのルミナリエに行けなかった。

 そこで、自己満足にしかならないけれど、ここ東遊園地で、大震災の犠牲者へ追悼の想いを捧げようという気持ちもあった。

 (大震災から今年で早や20年!前に書いた振り袖姿の新成人たちは震災の年に生まれたんやなあ!と思うと、また別の感慨が湧いてくる。)

 

 下は、震災で壊れ、その後再建された『マリナ像』。

 マリナが抱く時計の針は、震災発生時を示したまま止まっている。

         

 

 

 東遊園地からは、神戸市役所をはじめ、周囲のいろんな高層ビルが眺められる。

 最近のビルの中には、デザイン的に面白いもの、周囲のものを映すものが多い。

 そんなビルと、遊園地の池?の写真を、4枚ほど。

              

 

              

 

 

 遊園地には、(私が今まで気付かなかった)美智子皇后の歌碑もあった。

        

 

 

 そして、前にも載せたことのある、『希望の灯』。

 この灯は、東日本大震災の被災地にも送られ、被災者の方々を勇気づけてもいるそうだ。

              

 

 私は、この灯の前でしばし黙祷してから、東遊園地を後にした。

 

 


 

 

 遊園地を後にした私は、ひたすら博物館に向かった。

 でも、途中ふと見た道路の消火栓の標識のデザインが面白くて、写真を撮ったりもした…。

                      

 

 

 神戸市立博物館に到着。

                  

 

              

 

                    

 

 下は、博物館内部(1階)。

 最終日にもかかわらず(もしかしたら、最終日だからかな?)結構人が多かった。 

                  

 

 

 ≪古代エジプト展≫の展示場は、3階と2階。

 古代エジプトの造形や模様は私の好みだけれど、展示物が一部を除いて小さい物が多く、展示場の照明が暗いので、眼が疲れてしまう。

 目が疲れれば足も疲れ、体全体も疲れる。

 展示物を見終った私はグッタリ疲れて博物館を後にし、途中で遅いお昼を食べて、ひたすら駅へと向かった。

 “サンチカ”の広場に置かれたお正月の生け花にちょっと癒された私は、少し元気回復して電車に乗り、家路についたのでした。