のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

<ヨドコウ迎賓館>の雛人形展 (1)

2016-03-05 21:50:07 | 日記

 先日友人Sさんから、<ヨドコウ迎賓館>の雛人形展を見に行ってとても面白かった、という話を聞いた。

 彼女曰く、雛人形もさることながら、迎賓館の建物と、その4階のベランダから見える青い海が、とても素敵だったとのこと。

 彼女とその時には「来年絶対行こうね!」で話が終わったのだが、しばらくして私は、今年の内にどうしても行きたくなってしまった。

 そこでSさんにその旨を伝え、今日のお昼過ぎに<ヨドコウ迎賓館>を訪れることにしたのだった。

                 

 

 

 

 <ヨドコウ迎賓館>の存在は、今回初めて知った。

 それは、フランク・ロイド・ライトというアメリカの建築の巨匠が、灘の酒造家のために設計した建物で、後にヨドコウが買い受けたもの

 らしい。

 建物は、阪急芦屋川駅を降りて南に上って行った斜面に、建てられている。

 

 私は、駅を降りて、住宅街の続く道を、上へ上へと上って行った。

 ある住宅のお庭に植えられた木蓮が、ちょっと黄色味がかった白い花を開き始めていた。

        

 

 

 

 道を入った向こうには、いかにも芦屋らしく、かわいい洋館も建っていた。

                  

 

 

 

               * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

 

 

 

 かなり急な坂道を上って、<ヨドコウ迎賓館>に到着した。

           

 

 

 

 ヨドコウ迎賓館は、規模はそんなに大きくはないけれど、さすが、巨匠と言われる建築家の設計によるものだけあって、重厚かつ洒

 落た建物だった。

 室内の装飾も、重厚でありながら繊細で、センスの良さを感じさせるものだった。

 

                         2つの灯り (左は玄関、右は部屋の中)

                  

          灯りの下は、<ウイキョウ>の花

 

 

 室内の様子。

                

 

                

 

 

 応接間の両壁には大きな窓がつけられていて、とても開放的な雰囲気だ。

                

                

 

 

                    ~「大谷石」で造られた柱と、花瓶に活けられていた沈丁花の花~

        

 

 

                            ~暖炉とその上の壁の装飾~

                      

 

 

 再び部屋の装飾や調度。

                

 

               

 

 

 私は部屋を見たあと、3階の和室に展示されたお雛様を、係りの方の説明を聞きながら鑑賞した。

 ここのお雛様は、豪華絢爛というよりは、繊細で上品な感じがして、とても素敵だった。

 (当然ながら、お雛様の写真撮影は禁止で、その様を写真で伝えることができないのが残念ですが‥。)

              

 

 

 


<ヨドコウ迎賓館>の雛人形展 (2)

2016-03-05 21:07:26 | 日記

 お雛様を鑑賞したあと、私は、(Sさんが言っておられた)下に広がる青い世界を楽しみたいと、4階のベランダに上がった。

 しかし、残念ながら、今日は靄のかかった薄曇りのお天気で、「青い世界」を楽しむことはできなかった。

              

 

 

 海と反対の方向に目をやると、六甲の山並みが望め、すぐその下には住宅街が広がっている。

               

 

              

 

 

 

 ベランダは建物から大きく突き出していて、今日は風も強く、立っていると身体が吹き飛ばされそうだった。

 そのベランダから、建物の壁を撮った2枚。

               

 

 

 

 再び部屋に入って、前には撮らなかった角度で、あるいは前には撮らなかった所を、撮ってみた。

            

 

                   

 

 

 天井と、その下の壁面。

               

 

 

 

 随所に置かれた花。

        

 

 

 

 私は2時間ばかり部屋をうろついた後、やっと建物の外に出た。

 そして、坂を下りながら、上を見上げて、再び迎賓館の外壁を撮った。

 最後に、帰り道でも甘い香りを辺りに放っていた、私の大好きな沈丁花の花を撮った。