のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

お見舞いの帰り

2017-01-14 15:17:39 | 日記

 毎年律儀に年賀状をくださっているTさんから、今年は年賀状が来ていない。

 Tさんの年齢は正確には知らないけれど、私より年上であることだけはハッキリしている。

 Tさんに何かあったのだろうか?

 そう思っている矢先、Tさんの息子さんから葉書が来て、彼女が重い病気で入院されていることを知った。

 早速息子さんに電話してみると、入院されている病院が、私のマンションから程近い「済生会中津病院」であることが分かった。

 息子さんにお見舞いに行ける状態かどうかを確かめると、病状はかなり深刻ではあるけれど、お見舞いは大丈夫だとのこと。

 そこで私は予定の無かった12日(木)に、とにかく彼女の顔を見たくて病院を訪ねた。

 彼女はベッドに横たわったまま身動きもできない状態で、私の顔をぼんやりと不思議そうに見られた。

 私は名まえを名乗ったが、初めはよく分からないようだった。

 息子さんから、薬の副作用で記憶が曖昧になっていることを聞いていたので、私は彼女の反応には驚かず、彼女との思い出話を

 喋りながら彼女の手を取った。

 すると、彼女の顔にかすかに笑みが浮かび、かつて彼女が私を呼んでおられた呼び方で、小さい声ながら私を呼ばれた。

 そして、「来てくれたん!?」と、嬉しそうに言われた。

 それからしばらく私たちは、会話を交わした。

 会話と言っても、私が一方的に喋り、彼女がそれにかすかに答えられるというものではあったけれど‥。

 私が「マンションからすぐだから又来てもいい?」と言うと、彼女は即座に「いいよ!」と答えられた。

 そして、「もう遅いから今日は帰り!」と、年下の私を気遣うように言われた。

 私は何だかホッコリしたような悲しいような気持ちになって、病院を後にした。 (近いうちに又来ることを心に決めて!)

 

 

 


 

 

 

 病院を後にした私は、その足で梅田に出て、ちょっとした買い物をした。

 そして地下鉄に乗って帰ろうとして、割引乗車カードを取り出そうとしたが、バッグの所定の場所にカードが無い!

 この間の携帯に続いて、又しても、紛失騒ぎだ!

 私は仕方なく、帰りも歩くことにした。 (帰って捜すと、カードは、別のコートのポケットの中から見つかった。)

 

 歩いて帰る途中、ホテル・阪急インターナショナルのところまで来たとき、私はビックリ仰天した。

 というのは、ホテル横の道の両側に、黄金のド派手なイルミネーションがチカチカしていたから。

 「いくら派手好きの大阪人と言っても、コレって余りに趣味が悪いんちがう!?」

 私はちょっと情けなくなりながら、それでもこのド派手さを悪い記念として残しておこうと、カメラを取り出した。

 そして、シャッターを押したのだが、写真を見ると、黄金のチカチカが抑えられて、そんなにド派手でもなかった。(でも、実際は

 本当に恥ずかしくなるようなド派手さだったのです‥。)

                      

 

 

 

 一旦写真を撮ると、続いて他も撮りたくなるのは、いつもの私の習い‥。

 以下、そのとき撮ったホテル周辺のイルミネーションの幾つかを、載せさせていただきます。  

                   

 

 

               

 

                   

 

 

                        

 

 

                 

 

 

 

 

 次は、インターナショナルから離れて、建物などを撮った写真です。   

                  

                               毎日テレビの電波塔

 

                  

               街中のシンプルな教会                        夜のピアスタワー