11月3日の夜、ベランダからふっと空を見た。
空と言っても、もともとビルに囲まれていびつな形の狭~い形なのだが、真正面に巨大なタワマンができたものだから、今はますます情け
ない状態になってしまっている。
なので最近は、昼も夜も、ほとんど空を見ようという気が起こらない。
けれど何故かその日は、カーテンを閉めようとして、ふっと空を見た。
すると、もう一つのタワマンの上に、半月がくっきりと浮かんでいた。
私は急いでカメラを取ってきて、久しぶりにその半月を撮った。 (もちろん、見たようにはクッキリとはとれなかったけれど。)
その翌々日(5日)は、コーラスの練習日だった。
いつものようにIさんとコーラスに出掛け、帰り道で昼食を取ってから、一緒に私の部屋に帰ってきた。
ちょっとしたおやつを食べながら他愛無いお喋りをしていたら、結構な時間になってきた。
その日は帯状疱疹(後神経痛)のお薬が無くなっていたので、夕方の7時までには西中島南方のお医者さんに行かなければならない。
そこで二人でマンションを出てちょっとした用事を済ますため、中津公園の近くにあるマンションまで行った。
その頃には、日もだいぶ傾いていた。
でも、せっかく中津公園の近くまで来たのだからと、公園を一巡りしてみることにした。
ちょっと目に止まったものを写真に撮りながら。
(以下は、その時の写真です。)
いろんな色のセンニチコウがいっぱい!
色付いた柿の葉が夕陽に照らされて
皇帝ダリアのつぼみ…いつごろ咲いてくれるかな?
木々の葉っぱは少しずつ色づいている。
ジュウガツザクラは、台風で樹が弱り、少しだけしか花を咲かせていなかった。
今年は見ることのほとんどなかった、芙蓉の残り花。(2枚)
最後はホウキギ。前よりいっそう赤が増していた。
この写真を撮ったあと、私は急いで地下鉄の駅に向かい、無事にお医者さんでお薬を貰って帰ることができた。
(行きの地下鉄の中から見えた、淀川に沈む夕陽がとても美しく、写真に撮りたかったが間に合わなかった。)