4月30日に続いて5月1日も、中津公園を出たあと、ちょっと歩くことにした。
やっぱり淀川が見たかったので、いつものらせん階段を昇って、新御堂筋の架橋に上がった。
鳥でも浮かんでいないかと淀川の川面を隈なく見てみたが、この日の淀川には、鳥も波もキラキラも無く、平凡な川の風景
が広がっているだけだった。
西の方の夕景も、上手くは撮れなかった。
諦めて下に降りようと、らせん階段に向かった。
階段に足を掛けたとき、ふと下を見ると、電柱に付属した板状のモノの上に、1羽のハトが止まっていた。
私はハトに「飛び立たないでね!」と言いながら、カメラを向けた。
私はその後らせん階段を降りて行ったが、途中で上を見上げると、何とまだハトはそのまま板上に止まっている。
その姿は、高みから地上を睥睨しているかのようで、なんか小気味良かった。
地上に下り、行きとは違う道を通って帰途についた。
その途中、夕日に向かって撮った写真と、夕日に照らされて輝いていた草花たちの写真。(ドウダンツツジの新芽と優しい
ピンクのツツジ)
中津公園近くまで帰ってくると、木の枝を通して、リバーサイドコーポ(マンション)の壁面にも、夕日が当たっていた。
この日の歩きでは、板上のハトに出会えたのが、一番の収穫だったかな…。