墓参から帰った翌日の9月26日、留守の間のメールやブログのチェックをした後、長居植物園のネットを開けると、今満開の花の
中に<フジバカマ>が入っていた。
今までも大好きなフジバカマの満開の姿を求めて植物園に足を運んだが、いずれも空振りに終わっていた。
やっと満開になったという情報を得て、私の心は高鳴った。
でも、帰省の疲れもあり、翌日からも予定が詰まっていたので、この日に植物園に行くのにはちょっと躊躇があった。
しかし結局、「満開のフジバカマを見たい!」気持ちが勝った。
私はお昼過ぎに、長居植物園に向かった。
長居公園に入って、植物園目指して周回道路を歩いていると、反対側の道沿いに、濃い紫色の植栽が広がっている。
「紫色の葉っぱって珍しいな!」と思って近寄って行くと、なんと葉っぱだけではなく、マンサクに似た紫色の花が咲いている。
花の形はマンサクそっくりだが、マンサクって春先に咲く花だったんじゃないかなあ?
(木の名まえは分からないままですが、その写真を下に載せさせていただきます。)
植物園に入ると私は一直線に、フジバカマが咲いているバタフライ・ガーデンへと向かった。
しかしバタフライ・ガーデンで目に付くのは、相変わらず、蝶をまとって旺盛に咲く、黄色いオミナエシやランタナ等ばかり…。
フジバカマは?っていうと…、まだまだ蕾は固いものが多く、とても満開とは言えない!(涙)
白いオトコエシも、まだちょっと花を見せているだけだった。
(上2枚がフジバカマで、下がオトコエシ。)
蝶々も、フジバカマやオトコエシには殆どやって来ない。
他のいろんな花を見た後、未練がましくフジバカマの所に戻ってきたとき、やっと1羽の蝶がフジバカマに来ているのを見ることが
できた。
「今年はフジバカマの満開には出会えないなあ‥。」とガッカリしながらも、私は他の花や植物を求めて、植物園内を歩いた。
初めて見た<チシャノキ>(上)と、お馴染みの<オリーブ>(下)の、実。
しばらく歩くと、今年新しくつくられたダリアの畑で、ダリアの花が少しずつ花を開いていた。
まあ、花はこちらの都合で咲くわけではないですものネ。