4月30日は、（前のブログにも書いたように）芍薬の開花を確かめるために、中津公園に行った。
でも、いつも中津公園だけでは何だか物足りないし、運動量も少なすぎる。
久し振りに淀川も見てみたい！
そこで30日には、公園を出た後淀川堤に上がるために、工事のために建てられている塀沿いに、東に向かって歩いて
みた。
（西の方は、前に歩いたとき、全ての路が閉ざされていたのは知っていたけれど、その時でも、東の方はまだ閉ざされて
いないところが何ヶ所かあったので。）
しかし、以前は堤に上がる路が開いていたところも、この日は全部閉ざされていた。
どうも、はるか＜長柄橋（ﾅｶﾞﾗﾊﾞｼ）＞まで行かなければ、淀川に上がることができないみたいだ。
そしてこの封鎖状態は、6月末まで続くと、看板に書かれていた。
私は今まで、長柄橋まで歩いて行ったことはない。
どうしようかな？と一瞬迷ったけれど、せっかく歩く気で出てきたのだから、思い切って歩いてみることにした。
この日はお天気が良く、気温もかなり高かった。
それに歩く道はと言えば、高い塀沿いの、面白くも何ともない道だ。
私はその面白くない道を、少し汗ばみながら、ひたすら長柄橋目指して歩いた。
写真を撮ろうと思ったのも、私が歩いている道のまん中に、堂々と立っているクスノキを見た時だけだった。
（しめ縄がしてあるから、近くに神社があるのかも知れない。）
やっとのことで、長柄橋のたもとに着いた。
最初に＜長柄小橋＞と書かれた橋があって、それが＜長柄橋＞へとそのまま続いていた。
影になって「長」の字が見えない…
長柄橋の歩道からは、原っぱの向こうに地下鉄の架橋が見えた。
淀川は、原っぱの奥に僅かに見える。
電車が走って来た！
長柄橋には、形の美しい橋が架かっている。
この橋は、車で通ったときしか間近では見たことがなかったので、歩道から車道に身を乗り出して撮ってみたが、上手くは
撮れなかった。
それから西の方を見て、夕日に輝く淀川を撮りたいと思ったけれど、画面全体が暗くなってしまって、これもうまくはいかな
かった。
車がビュンビュン走る長柄橋の上には長居は無用だと思ったので、私は早々に帰途につくことにした。
行きに歩いた塀沿いの道を、もう一度歩く気にはとてもなれなかったので、今度は、街中の道を通って帰った。
途中、ＪＲバスの駐車場があったが、バスは一台も間を空けずに、ギッシリ詰まって並んでいた。
コロナの影響で、バスも運転中止なんだろう。
かなり強い陽射しを受けながら街中の道を歩いたので、マンション近くの、ケヤキやクスノキの街路樹が見えた時は、ホッと
息をつく思いだった。
ケヤキもクスノキも、夕日を浴びて光っていた。
この日歩いた時間は、1時間50分くらい。最近では、最長かな！？
あまり収穫の無い歩きだったけれど、よい運動をしたと思えばそれでいいか、と自分を慰めた。
