百翔

あした天気になぁれ!

 静々と

2006-03-03 | Weblog

雪を眺めていて
ふと「一握の砂」思い出しましたので。

石川啄木「一握の砂」より

東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる

頬につたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず

大海にむかひて一人
七八日
泣きなむとすと家を出でにき
コメント
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