川崎市宮前区にある和食処「能登屋」。清水台交差点を南に入り少しいったところにある。前々から「能登屋」という店名に非常に興味をもっていたが、なかなか立ち寄れないでいた。今日は夕食時に寄れるということで、絶対に行こうと思っていた。
メニューを見るとなかなかおいしそうなラインナップがある。刺身定食にしようと思ったが、昼食で「なす味噌定食」を食べ損ねたので、「なす味噌定食」を注文する。それと一品料理で「いかソーメン」を注文。能登のアオリイカはとってもおいしいので。
注文をとってくれたおばさまに、「このいかソーメンは能登のものですか?」と聞いたら「いいえ違います。能登のものだともっと値段も高くなってしまいますからね…。」ちょっと残念。値段が高くてもいいから能登産だと嬉しいのに。「では、なぜ能登屋なんですか?」「ご主人が能登半島出身なんです。」とのこと。「能登の何市ですか?」と聞くとちょっと困った様子。「奥様は確か羽咋出身だそうです。」オーナーはどこの出身なんだろうか。七尾?輪島?穴水?珠洲?気になる。
出てきた「なす味噌定食」がこれ。定食にご飯+味噌汁だけでなく、ソーメンやりんご、おしんこまでついてきた。これで840円。安い。以下ソーメンは500円(だったかな)。とっても安いのに、とってもおいしい。なす味噌はしっかり味がしみこんでおり、丁寧に作りこんでいるのがわかる。りんごには、冷えたものを食べてもらおうと氷が盛られている。すごい嬉しい配慮。「能登屋」という名前だけで私にとっては10倍おいしく感じるが、本当に料理も普通のお店の10倍おいしく、都合で100倍おいしいお店だ。とってもおいしくいただき、元気をもらって家路に着いた。