≪フジテレビ月9ドラマ「CHANGE」第6話ネタバレ注意≫
朝倉内閣は補正予算の検討を始める。しかし、神林(寺尾聰)官房長官が持ってきた補正予算案は、公共工事優先のバラマキ方予算だった。その時、総理秘書官の美山(深津絵里)の友人の子が、小児救急で病院を回ったところ、たらいまわしに会い、入院になってしまったという話を聞く。そこで、小児科医師の不足にたどり着く。小児科医師の劣悪な勤務環境に原因があるとし、朝倉啓太(木村拓哉)総理は、補正予算で小児医療対策費を盛り込む事を神林官房長官に提案。陰の総理と呼ばれる官房長官は、表面上は「検討する」と言うが、裏では傀儡総理のことを鼻で笑っている。総理秘書官のチームが夜を徹して補正予算で小児医療対策費を捻出する。美山が「総理お休みになられては?」の一言に、「寝てないのは百坂(西村雅彦)さんだって同じです!」と言い、朝倉総理もそれに答えんと徹夜で政策を練る。総理事務秘書官らが総理の心に打たれた瞬間だった。
しかし、朝倉内閣の国務大臣は、神林官房長官のいいなり。閣議では総理の補正予算案に反対の声。しかし、大臣の罷免権を総理がちらつかせて閣議決定。そこで神林は与党議員に圧力をかけ、補正予算案審議の国会を欠席することをウラで画策。神林徐々に悪役のスピードがヒートアップ。総理は、野党に補正予算賛成へ説得する。このあたりが現在のねじれ国会と同様でおもしろい。与党250VS野党230のうち、総理に味方する与党の小野田幹事長グループ35人が賛成に回り、野党の230人が賛成に回れば、225VS265で賛成する。ここに来てついに神林は決断をする。
「朝倉内閣には総辞職していただく。」
自分の操り人形とならない総理が腹立たしいのだ。古来の歴史より、傀儡(かいらい)はNo.2が実力を握る常套手段として使われてきた。しかし、この手段はNo.1との軋轢を生み、意外に安定しないのである。すなわち、自勢力がNo.1とNo.2のグループに分かれ抗争が始まるからである。鎌倉将軍である摂家将軍・皇族将軍もしかり、戦時中の軍人内閣も傀儡であったが、やはり軋轢を生み、その陰で常に反体勢力が渦巻いていたのだ。
次回の「CHANGE」では、今まで朝倉が味方だと思っていた神林の正体が明かされるのだろうが、朝倉VS神林の対決が見られるだろう。朝倉は伝家の宝刀「衆院解散」をするのか?野党を取り込んで再び政権維持を図るのか?それとも与党に自浄能力が働くのか?ますますドラマ「CHANGE」から目が離せない。
朝倉内閣は補正予算の検討を始める。しかし、神林(寺尾聰)官房長官が持ってきた補正予算案は、公共工事優先のバラマキ方予算だった。その時、総理秘書官の美山(深津絵里)の友人の子が、小児救急で病院を回ったところ、たらいまわしに会い、入院になってしまったという話を聞く。そこで、小児科医師の不足にたどり着く。小児科医師の劣悪な勤務環境に原因があるとし、朝倉啓太(木村拓哉)総理は、補正予算で小児医療対策費を盛り込む事を神林官房長官に提案。陰の総理と呼ばれる官房長官は、表面上は「検討する」と言うが、裏では傀儡総理のことを鼻で笑っている。総理秘書官のチームが夜を徹して補正予算で小児医療対策費を捻出する。美山が「総理お休みになられては?」の一言に、「寝てないのは百坂(西村雅彦)さんだって同じです!」と言い、朝倉総理もそれに答えんと徹夜で政策を練る。総理事務秘書官らが総理の心に打たれた瞬間だった。
しかし、朝倉内閣の国務大臣は、神林官房長官のいいなり。閣議では総理の補正予算案に反対の声。しかし、大臣の罷免権を総理がちらつかせて閣議決定。そこで神林は与党議員に圧力をかけ、補正予算案審議の国会を欠席することをウラで画策。神林徐々に悪役のスピードがヒートアップ。総理は、野党に補正予算賛成へ説得する。このあたりが現在のねじれ国会と同様でおもしろい。与党250VS野党230のうち、総理に味方する与党の小野田幹事長グループ35人が賛成に回り、野党の230人が賛成に回れば、225VS265で賛成する。ここに来てついに神林は決断をする。
「朝倉内閣には総辞職していただく。」
自分の操り人形とならない総理が腹立たしいのだ。古来の歴史より、傀儡(かいらい)はNo.2が実力を握る常套手段として使われてきた。しかし、この手段はNo.1との軋轢を生み、意外に安定しないのである。すなわち、自勢力がNo.1とNo.2のグループに分かれ抗争が始まるからである。鎌倉将軍である摂家将軍・皇族将軍もしかり、戦時中の軍人内閣も傀儡であったが、やはり軋轢を生み、その陰で常に反体勢力が渦巻いていたのだ。
次回の「CHANGE」では、今まで朝倉が味方だと思っていた神林の正体が明かされるのだろうが、朝倉VS神林の対決が見られるだろう。朝倉は伝家の宝刀「衆院解散」をするのか?野党を取り込んで再び政権維持を図るのか?それとも与党に自浄能力が働くのか?ますますドラマ「CHANGE」から目が離せない。