扇の要の修理法を書いていて、そのままになってしまいました。前回の手順通りでいくと、もう片側の軸の頭をライターであぶりっぱなしになっているワケだが。。(^◇^;)
さてライターであぶって反対側の「頭」ができましたが、これはまだ球状。これを指先か、あるいはヘラ状のもので、まだ余熱で柔らかいうちに成形してドーム状にして要の穴をふさぎます。これでついに完成です!
まあ、考えてみれば、タコ糸を使う代わりにバイス(万力)で扇の骨を締め上げたり、何か道具を使う方法もあるかとも思うのですが、経験上、要の軸を「少し指先が痛くなるほどにグッと押し込む」というような作業を代役できる道具はないと思います。そうなると、バイスで骨を圧着させて、そこに指で要の頭を押し込むのでは作業のバランスが悪く、結局タコ糸で縛り上げたうえで手で扇を握った方が全体の作業にバランスが取れるのですよね。
で、これでとりあえず扇として間違いなく再生はするのですが、前に書いたとおりこの修理法は「不完全」なのです。その理由は。。要の軸に使った使い古しのボールペンの芯が「管のまま」要の軸になってしまうからなのです。その証拠画像がこれ ↓
要が黒く見えるのが通常の扇で、白いのがボールペンの芯を使って修理した扇です。
このときは白い芯のボールペンを使ってみたのですが、この時はまあ、なんとか溶けた芯が中空になった芯の穴を塞いだ格好にはなりましたが、実際には半透明の普通のボールペンの芯では、芯の中空がそのまま残って要の軸になってしまいます。使い古しではない、まだ黒いインクが中に残っている状態の芯を使って試してみたこともあるのですが、これは芯をライターで溶かしても穴が完全に塞がれるわけではないために、黒いインクが漏れだしてきてダメでした。要の部分を握ると手が真っ黒になるという。。
これを防ぐためには、やはり修理の素材をボールペンの芯に求めたところがすでに間違いのもとなのかも知れません。ま、手頃な素材で修理するには適当な素材なのですが、やっぱりこれは稽古用の扇の修理法ですね。本式に修理をするのであれば、中空でない黒くて細い棒状のプラスチックの素材を用意するのが本当でしょうね。おそらくプラモデルを扱っているホビーショップなどには豊富に取り揃えられているでしょう。
う~ん、なかなか扇の修理は奥が深いと思います。。
さてライターであぶって反対側の「頭」ができましたが、これはまだ球状。これを指先か、あるいはヘラ状のもので、まだ余熱で柔らかいうちに成形してドーム状にして要の穴をふさぎます。これでついに完成です!
まあ、考えてみれば、タコ糸を使う代わりにバイス(万力)で扇の骨を締め上げたり、何か道具を使う方法もあるかとも思うのですが、経験上、要の軸を「少し指先が痛くなるほどにグッと押し込む」というような作業を代役できる道具はないと思います。そうなると、バイスで骨を圧着させて、そこに指で要の頭を押し込むのでは作業のバランスが悪く、結局タコ糸で縛り上げたうえで手で扇を握った方が全体の作業にバランスが取れるのですよね。
で、これでとりあえず扇として間違いなく再生はするのですが、前に書いたとおりこの修理法は「不完全」なのです。その理由は。。要の軸に使った使い古しのボールペンの芯が「管のまま」要の軸になってしまうからなのです。その証拠画像がこれ ↓
要が黒く見えるのが通常の扇で、白いのがボールペンの芯を使って修理した扇です。
このときは白い芯のボールペンを使ってみたのですが、この時はまあ、なんとか溶けた芯が中空になった芯の穴を塞いだ格好にはなりましたが、実際には半透明の普通のボールペンの芯では、芯の中空がそのまま残って要の軸になってしまいます。使い古しではない、まだ黒いインクが中に残っている状態の芯を使って試してみたこともあるのですが、これは芯をライターで溶かしても穴が完全に塞がれるわけではないために、黒いインクが漏れだしてきてダメでした。要の部分を握ると手が真っ黒になるという。。
これを防ぐためには、やはり修理の素材をボールペンの芯に求めたところがすでに間違いのもとなのかも知れません。ま、手頃な素材で修理するには適当な素材なのですが、やっぱりこれは稽古用の扇の修理法ですね。本式に修理をするのであれば、中空でない黒くて細い棒状のプラスチックの素材を用意するのが本当でしょうね。おそらくプラモデルを扱っているホビーショップなどには豊富に取り揃えられているでしょう。
う~ん、なかなか扇の修理は奥が深いと思います。。