Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

MoMA(NY近代美術館)のMatisse

2014-12-27 | 子連れおでかけ

息子が催促していた美術館の一つ。
お天気いいので、MoMAまで足を運んできた。

クリスマス翌日のミュージアムは、どこも激混みなので、
混むとこ嫌いな私は相当な覚悟よ。

やっぱり混んでた・・・(汗)。
あっ、この写真は序の口。混む前。


息子がHenri Matisse(アンリ・マティス)

Alexander Calder(アレクサンダー・カルダー)の作品をアートの時間に習って以来、
2月上旬までのMatisseの「The Cut-Outs」という特別展示を見たいと言うので。
私も凄く興味あった。

因みに、Henri(ヘンリ)と書くけど、フランス人なので、
アンリと発音ね。

特別展示
は写真撮影禁止なので、
MoMAのサイトと、購入したポストカードから。

     
左の絵をそのままステンドグラスにしてるの、すっごく素敵だった。


好きな色がブルーの私が、とても気に入っているもの。

まずね、色合い、デザインなんかが気持ちを元気にハッピーにしてくれる。
アートのこと、全く分かっていない私のような人間が見ても、
「ああ、アートって楽しいんだな。」って思えるし、
遊び心溢れた作品に見えるので、
子供でも「自分もこんなの作ってみようかな?」と思える。
大きくてインパクトがあるので、
一回実物見たら忘れないから、
家族でミュージアム行ったいい思い出にもなる。

簡単そうなアートに見えて、
実はもの凄く計算されたアートなので、
その詳細を読んだり、見たりしていくと、
益々のめり込んでしまう。

「アートってサイエンスだねぇ・・・。」
と、母子で呟いてた。

息子の授業参観で始めて知ったHenri Matisse
今じゃしっかり私の大好きなアーティストの一人になってる。

Matisseの作品は、学校で習っただけあって、
息子はいろいろ知っていて、
「お母さん、これは何を表してるんだよ。」
「お母さん、これはこういう意味なんだよ。」と、
日本語と英語と混ぜながら忙しそうに館内を走りながら説明してくれてた。
そんな息子の姿をじ~っと見ていた老夫婦が、
「この子の解説聞いてるほうが面白いわ。」って。


で、記念に絵本買った。


この作品もMatisse
なるほどねぇ~。
鑑賞している人が、絵の中に入っちゃう感じなのね。


こちらはクリムト。
点々だけで、見事に木々を描いてる。
「葉っぱを描くにもいろんな色を使ってるね・・・。」と感心してた息子。


絵を鑑賞した後は、
Matisseの作品真似して、紙を切ったり貼ったりしながら本作り。


上手に出来た~♪

今日は館内どこに行ってもオーストラリアから来てる家族に会った。
なんか、年末年始をNYで過ごすのは、
オーストラリアでは常識なのか?と思うほど。

娘がすぐ親しくなっちゃうのよ。
レストランでも、カフェでも、トイレでも。
ペラペラ喋って・・・(汗)。
で、オーストラリアの人たちってフレンドリーな人が多いから、
大人も子供も関係なく、
なんかすぐ仲良くなってんの(苦笑)。

「バイバイ、リディア~」って、
えっ、いつ知り合いになったん?と思っている間に、
「Enjoy the art!(アートを楽しんで!)」
と、サラッと言う子。

でもそんな子供達見て思ったけど、
人種に偏見無くて、
言語に問題なかったら、
たった4歳児でも、
どこの国の人とでも、誰とでも普通に会話できるんだなぁって。

日本の田舎で育った私だけど、
結構外国人と接する機会は多くってね、
それでも外国人の外見で先ず引いてたし、
たとえ外見が日本人みたいでも、
日本語話せなかったら、
「あっ、そうなんだ・・・。」と引き下がってたもんね。
そういう心境、息子も娘も、意味が分かんないだろうな。

6歳と8歳のカッコいいオーストラリアの男の子と、
ずっとキャッキャ言いながら遊んでるのを見て、
なんか凄く不思議だった。

よく考えたら、素晴らしいことだよなぁと思って。


最後娘に、「ねぇ、この人、何してるんだと思う?」と聞くと、
「あのね、頭洗ってんのよ。こりゃお湯が少ねぇ~って頑張ってんの。」って、
自信満々の答えが返ってきた。

そっ、そうなんだ・・・(苦笑)。

ってことで、催促されていたミュージアム2つ目完了。
あと1つ!
果たしてホリデー中に行けるのだろうか?!

帰宅後もずっと切ったり貼ったりクラフトしてる娘・・・。
部屋が散らかる~~。

クリックしていただけると励みになります

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする