タイトル通りです。
毎朝、早く数学の問題が解きたくて目が覚める。
という、変な病気。
朝食食べながら、「はよ、数学したいわ~。」
という母親。
横で息子が、
「僕も…」って言ってるけど。
もともと日本で高校生のときも、
「理系に行けばよかったのかな?」と
途中で後悔したほど数学は好きだったので、
(化学と物理の先生の後ろ頭が嫌いだった。吐きそうになる…)
結局、「文系英語早いコース」という、
国立大と外大目指す、
一応、成績優秀者を集めたクラスに入れられていたんですが、
数学って、「分かる!」「解ける!」となったら、
そりゃあ面白んです。
時間忘れて没頭する。
あんなの勉強じゃなくて、
もうゲーム感覚。
5教科の中でも、一番点数取りやすいしね。
だから、我が子達には絶対に、
数学が解ける面白さは体験してもらいたく、
そういう勉強のサポートをしてきたんですけど。
やっぱり、この歳になっても、
数学って面白い。
最近分かったのですが
私が受講することになった数学のクラス、
「一番簡単なクラスにしてください!」と、
数学のアドバイザーに懇願して入れられたクラスなんですが、
これ、
GMAT/GREという大学院受験するときに受ける試験の
数学対策のクラスでした。
総復習のクラスなので、1日200ページ。
で、クラスメイトは大学4年生がほとんど。
私が大学院へ進学するかどうかは別として、
教授の説明は非常に分かりやすいし、
息子と数学の話で盛り上がれるし、
楽しいし、
且つ、
GRE対策も兼ねてくれていて(もし大学院行くとした場合、助かる)
本当に良かった。
だけど、つくづく思う。
私はただ、計算を解いていくのが好きなだけ。
理論とか述べられない。
私みたいなタイプは、数学が好きとは言えないのね~。
日本の数学はどうなっているのか知らないけれど、
アメリカの数学は全て、
「説明」。
「なぜ、そうなるのか?」
「なぜ、そうしたのか?」
が説明できて初めて、
数学が出来るってことになる。
しかも、数学の専門用語使って。
(中学生の息子も、そうだと言っていた。)
日本で数学を習った人は、
式やルールを丸暗記で
理論立てた習い方してないから、
「どうしてそうなるって、そう習ったから。」
みたいになるんだな。
だから、私も説明が出来ない。
教授に言われるの。
「ユウコ、答えは合ってる。
どうしてこういうやり方でやった?」って。
そんなもん、
「どうしてもこうしても、
このやり方以外考えつかない。」
「こういうパターンだから。」
「これが数学の常識だから。」
って、
そんな、ふざけたことしか言えないんだけど、
教授はいつも、
「数学の定義も専門用語もどうでもいいから、
自分の言葉で言ってごらん?」
と促してくれる。
そうすると見えてくる、
自分の頭の中で考えたステップが。
この教授、凄い分かりやすいし、とにかく優しい。
大学の数学の教授って、
もっと偉そうで、気難しい人かと思っていたけど、
私が日本の高校で習った数学教師達よりも、
遥かに忍耐強くて、優しい。
(日本の高校の数学教師は、竹刀を持ち歩いて、
いつも怒鳴り口調だった。)
威圧感が全くない。
ちっとも偉ぶらない。
(ニューヨークの某有名な高校で数学を教えていた経歴あるって)
またアメリカで
自分の人生や考えに大きく影響を与える教授に出会った。
このクラスに私を入れてくれたアドバイザーにも、
この数学の教授にも、
本当に感謝。
その感謝の気持ちを、
学生の私がどう伝えるかというと、
やっぱり、試験や課題でオールAを取ることが唯一、
「このクラスが大好きだ!」
「あなたの教え方は本当に上手い!」
と表現出来ると思っているので、
頑張るのです。
とはいえ、もし教え方が下手な、嫌いな教授であったとしても、
そんな嫌な教授に自分の成績や人生を左右されるのは御免だし、
「あんたの授業なんか受けなくても、
独学で良い点取れます!」
「あんたの存在は必要無し!」と、
嫌味をぶつけたいので、
あえて高成績修めるんですけどね。
結局学生が先生に対して、感謝を表すのも、怒りをぶつけるのも、
「勉強する」という形が一番手っ取り早いし打倒。
それが結局は自分のためになるので、
先生や学校に対する良い思いも、悪い思いも、
全て自分にとってはプラスのエネルギーに変える。
「あの先生が嫌いだから、勉強しない。」では、
その嫌いな先生によって、
自分の能力も成績も、下手をすると人生(進学)も、
ずっとコントロールされることになる。
そんなことだけは、絶対に避けなきゃいけない。
ということを、
私は実体験より学んで、やってきて、
我が子達には小学校低学年から言い続けてます。
かなりお勧めです。